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2016年11月14日

【CLANNAD-クラナド-/AFTER STORY】アニメ 感想&あらすじ 家族、友、恋人、人と人との絆を描いた作品


CLANNAD-クラナド-/AFTER STORY
1期 2007年10月からTBS系列にて放送
2期 2008年10月からTBS系列にて放送
監督:石原立也
原作:Key / ビジュアルアーツ
脚本:志茂文彦
岡崎朋也の声:中村悠一
古河 渚の声:中原麻衣

あらすじ・概要

バスケットの特待生として進学校に入学したものの、ケガをしたことで部活を辞め、その後周りからは不良と見られながら無気力な毎日を過ごしていた岡崎智也。
遅刻の常習犯だった智也は、いつものように時間も気にせずのんびり登校していると、学校へ続く坂道で1人の少女に出会う。坂道で独り言をつぶやいていたその少女の名前は古川渚。病弱な彼女は出席日数が足りず留年し、顔見知りは皆卒業していたため1人取り残されていた。渚には演劇部復活という夢があり、それを知った智也はその夢をを手助けながら様々な少女達と出会い、彼女達の抱える問題を解決するため積極的に関わっていくことになる。

主要登場人物

・岡崎朋也
主人公。進学校にスポーツ特待生として入った高校3年生。肩のケガが原因で退部。日々を無気力に過ごし、遅刻の常習犯になっていたため、周囲からは浮いた存在になっていました。悪友の春原陽平とよく一緒にいます。根は明るく真面目な上、意外と世話焼き。父子家庭で育ったが、父親とは不仲。

・古河 渚
同じ高校に通う3年生。病弱で休みがちなため留年しており、同級生でも朋也より1つ年上。実家は両親が「古河パン」というパン屋を営んでいます。気弱で人見知りな性格、顔見知りは卒業していたことから学校では孤独に過ごしていました。演劇部を復活をさせたいという思いがあり、朋也の協力のもと文化祭での上演を目指します。

・藤林 杏
朋也の隣のクラスの委員長。椋とは双子の姉妹。男勝りで勝気な性格をしており、妹を困らせる者には制裁を下す姉。不良と噂される朋也たちとも気兼ねなく話しかけてくるおせっかいな子。バイク通学してます。

・藤林 椋
朋也のクラスの委員長。杏の双子の妹。姉とは正反対におしとやかで大人しく、女の子らしい性格。朋也に想いを寄せています。占いが好き。

・伊吹風子
教室で1人木彫りのヒトデを削っている女の子。削り終えた木彫りのヒトデを周りの人たちに配り回っている変な子です。外見は高校生のわりには幼く、性格も子供っぽい。ヒトデのことを考えてるときは恍惚状態に陥ります。

・坂上智代
朋也たちの学校に転入してきた2年生。恐ろしく喧嘩が強く、不良たちにとっては畏怖の対象。成績優秀、運動神経抜群、規則を重んじ不良に怯まない頼もしさもあるため、学校での人気は高い。完全無欠のように見える彼女ですが、精神面での弱さ未熟さがあります。朋也たちに接っするときは先輩のような態度。

・一ノ瀬ことみ
高校3年生。学校内はおろか、全国でもトップクラスの天才少女。授業を受けずに図書室で独学しているが、学校側からは黙認されています。おっとした性格をしており、不思議な言動・行動をとる天然娘。幼い頃に朋也とは面識があります。「〜いじめっ子?」が口癖。

感想

無気力に日々を過ごしていた少年が1人の少女と出会い、そこから繋がりを広げ様々な悩みを抱える少女達と交流し、彼女たちの問題を共に乗り越えながら成長していく物語。
テーマは人と人との『絆』、そして『家族』ですね。『AIR』を制作した『Key』が手掛けた恋愛アドベンチャーゲームを原作とし、アニメは1期『CLANNAD -クラナド-』、約1年後に第2期となる『CLANNAD ?AFTER STORY?』が放送されました。更に劇場版にもなっていますが、今回の感想はTV版についてです。ちなみに私は原作ゲーム未プレイです。

評判の高さは知ってたんですけど観る機会がなく、放送されてから5年くらいたってようやく観賞できた作品。「CLANNADは人生」という言葉を目にし「大袈裟だな、ハハハ・・・」と思いながら観た結果、涙腺はあっけなく崩壊し、恥ずかしながらガチ泣きしてました。人前に晒せる顔ではなかったですね。

シナリオの構成は各ヒロインごとの話を3〜5話程度で描き、AFTER中盤以降は渚と家族の話に進んでいきます。
1期は朋也とヒロインたちの学園生活。学校前にある坂道での朋也と渚との出会いから、彼女の演劇部復活の夢を協力し学園祭で上演するまでを描いています。その過程には、ことみや風子等ヒロインたちとのエピソードが織り交ぜられ、無気力だった少年と孤独だった少女に繋がりが広がり、次第に協力者も増やしていくという展開ですね。
2期のASでは、序盤は引き続き学園を舞台とし、中盤からは卒業した朋也と渚の家族の話。1期でも度々泣かされましたが、本格的に涙の決壊を防いでいた堰を破壊しにくるのはこの2期中盤からでしたね。

深いストーリーとうまく組み立てられていた構成が素晴らしくて涙を誘ってきますね。
各ヒロインにスポットを当てていながら、ごちゃごちゃしたり破綻することもなくうまくまとまっていたと思います。ヒロインの個性や過去の背景、様々な出来事から抱えることになった悩みやトラウマ、それらを丁寧に描きつつ本ルートにあたる渚へと繋げていきます。
個性や背景を丁寧に描いていることでヒロインの想いや苦しみが理解しやすく、そうなるともう彼女たちの感情がダイレクトで流れ込んでくるため涙を押し止めることも叶わずホロリ。
さらに卑怯なのが待ってましたと言わんばかりに流れだすBGM。切なさのある澄んだ音色、感情をあおるかのように膨れる曲調、生憎私はこれに抗う統べを持ち合わせていなかったためあえなく陥落。

この作品他の人のレビュー見てみると19話以降の評価はあまりよろしくないんですよね。19話が最終回と言っている人も少なくないです。その気持ち分からなくはないどころか頷けもでき、19話が1番感動できたのも確かなんですが、私は原作知らないながらも勝手に解釈して観ていたので最終話も結構好きなんですよね。理解し難い部分もありますけどキーワードになる会話も多く散りばめられていましたので、光の玉、幻想世界、少女とロボットなどについてもなんとなく理解はできました。
ただ、原作をプレイしていればより楽しめたでしょうし、未プレイの解釈では予想の範囲を抜け出せないのも確かです。これ、序盤のサブヒロインをOVAとかにして、その空いた部分でもっと詳しく描いておけばよかったんじゃないですかね。

難点がある作品ではあるけど自分の中では名作であることに変わりはありません。所々泣けるという作品はよくありますが、全体にわたって泣けるというのは珍しいですね。
このブランドのキャラデザは相変わらずちょっとクセがありましたね。まあそれも3、4話見れば慣れますので大した問題ではなかったです。ちなみに、私が一番好きなのはヒロイン勢では一ノ瀬ことみ。全キャラ中では当然早苗さんです。
感動に繋がるストーリー、個性立つキャラクター、それらを彩る引き込まれるような美しい背景、作品全体を引き立てる音楽、魅力溢れるアニメ作品でした。



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posted by ハネ吉 at 18:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ
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とにかく漫画が大好きです。愛してるといっても過言ではありません。どんなジャンルにも手を出しますね。正直、文章力にはあまり自信はありませんが、なるべくうまく伝えられるようにがんばります。ちょっとだけでも読んでもらえたらうれしいです。 ちなみに、甘い物とネコも大好きです。
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