2016年11月15日
漫画『ウチの使い魔がすみません』1巻の感想とあらすじ
『ウチの使い魔がすみません』1巻の感想。
ウチの使い魔がすみません
著者:櫓刃鉄火
掲載:good!アフタヌーン
1巻発売日:2016年9月7日
舞台は悪魔や魔物が蠢く魔界。周囲の悪魔たちが使い魔を従えていくなか、弱い魔物すら捕まえられず一向に使い魔を使役できずにいた落ちこぼれ悪魔・パティ。他の悪魔からはバカにされ、嘲笑され、しかたなく彼女が選び契約を結んだ相手は・・・人間(おっさん)。
特殊な力など持たないただの人間。しかし、彼はただの人間であっても普通ではなかった。「俺はノーマン=ボルカネロ。『魔物研究家』だ」。
魔物や悪魔に異常な愛着を示し、大興奮しながら研究するマッドで変態な研究家。人間のくせに意外と強く、悪魔以上に怖い顔、そんなノーマンに振り回される主人のパティ。凸凹な2人の主従がパティの父を探すため、別々の思惑を抱き旅立つ。
落ちこぼれ悪魔パティ、悪魔すら恐れる顔と巨躯を持つ人間ノーマン、おかしな主従関係にある2人の魔界を旅する珍道中記。
最弱少女悪魔(主人)×最凶オッサン・人間(使い魔)のドタバタコメディ漫画です。
舞台となるのは悪魔や魔物が暮らす魔界。悪魔たちには力を誇示しようとする荒らさは多少ありますが、殺伐とした雰囲気はあまりなく、楽しく比較的平和に暮らしていますね。
物語もシリアスな展開はなく、明るい雰囲気で話は進んでいきます。
悪魔が魔物を『使い魔』として使役しており、どんな使い魔を従えているかが悪魔にとってのステータスになっているようです。
魔界を舞台にしていながら、最も強烈なキャラが『魔物研究家』を自称する人間のノーマン。人間にしては高い身体能力と体躯、悪魔が恐れ怯む顔面、悪魔・魔物への異常な執着心からくる探究心、個性立ちすぎてる人間のおっさんですね。研究対象は魔界にいるありとあらゆる生物であり、主人であるパティもその例外ではありません。というより、彼女は何の種族か判然としていないため興味津々といった感じです。表情はほとんど変化しないにもかかわらず、調査・研究したいという願望が文字通り顔に出てしまう人。
そのノーマンの主人が悪魔のパティです。気弱で脆弱なうえにトロく、天使のような優しさと笑顔を持つ、天界ならまだしも魔界では落ちこぼれと見なされる少女悪魔。無表情なノーマンとは対照的に表情がコロコロ変わる可愛い女の子です。同年代の悪魔からはバカにされたりもしていたんですが、嫌われていたというわけではなく、むしろ旅立つことにショックを受けていたので好意の裏返しからちょっかい出されていたようです。。旅立つ理由となったのは、借金取りに見つかり置手紙だけを残して逃げた父親を捜すためです。しかもその父はなぜか指名手配中という状況。
ノーマンは魔物を見つけては意気揚々と猛進して研究を始め、制御できない彼にパティが振り回されあたふたするという構図。振り回されてるのはパティだけではなく、彼によって蹂躙されていく魔界の生物全般ですね。
人間なんかが悪魔や魔物と相対しながら生きていけるのか、という不安は微塵も生まれません。人間とは思えないほどの高い身体能力と強靭な体とメンタルを持ち、さらに溢れる知的好奇心から見境なく研究してきたことによる魔物・悪魔についての豊富な知識、弱点も知られているためねじ伏せられてしまうといったように、魔界の住人にとってはまさに最凶に迷惑なおっさん。ねこじゃらしを装備してのカーバンクルとの戦闘はなかなか面白かったですね。
パティは種族不明という設定からして、何かしらレアな存在だったという流れになるのかな?もう「牛」でもいいと思いますけど。
1話の試し読みから気になって読んでみた作品。予想以上に面白かったです。好奇心から暴走しがちなノーマン、使い魔に振り回される不憫なパティ、魔物のデザインもかわいく、明るい雰囲気でシリアスな展開もないため気楽に読めました。
パティにも父親にも何か秘密がありそうですし、この先出てくる魔物や悪魔にノーマンがどう対応していくのかなど、今後の展開がとても楽しみですね。2巻以降も読んでいこうと思います。
【eBookJapan】 ウチの使い魔がすみません
↑無料で立ち読みできます
ウチの使い魔がすみません
著者:櫓刃鉄火
掲載:good!アフタヌーン
1巻発売日:2016年9月7日
舞台は悪魔や魔物が蠢く魔界。周囲の悪魔たちが使い魔を従えていくなか、弱い魔物すら捕まえられず一向に使い魔を使役できずにいた落ちこぼれ悪魔・パティ。他の悪魔からはバカにされ、嘲笑され、しかたなく彼女が選び契約を結んだ相手は・・・人間(おっさん)。
特殊な力など持たないただの人間。しかし、彼はただの人間であっても普通ではなかった。「俺はノーマン=ボルカネロ。『魔物研究家』だ」。
魔物や悪魔に異常な愛着を示し、大興奮しながら研究するマッドで変態な研究家。人間のくせに意外と強く、悪魔以上に怖い顔、そんなノーマンに振り回される主人のパティ。凸凹な2人の主従がパティの父を探すため、別々の思惑を抱き旅立つ。
落ちこぼれ悪魔パティ、悪魔すら恐れる顔と巨躯を持つ人間ノーマン、おかしな主従関係にある2人の魔界を旅する珍道中記。
最弱少女悪魔(主人)×最凶オッサン・人間(使い魔)のドタバタコメディ漫画です。
舞台となるのは悪魔や魔物が暮らす魔界。悪魔たちには力を誇示しようとする荒らさは多少ありますが、殺伐とした雰囲気はあまりなく、楽しく比較的平和に暮らしていますね。
物語もシリアスな展開はなく、明るい雰囲気で話は進んでいきます。
悪魔が魔物を『使い魔』として使役しており、どんな使い魔を従えているかが悪魔にとってのステータスになっているようです。
魔界を舞台にしていながら、最も強烈なキャラが『魔物研究家』を自称する人間のノーマン。人間にしては高い身体能力と体躯、悪魔が恐れ怯む顔面、悪魔・魔物への異常な執着心からくる探究心、個性立ちすぎてる人間のおっさんですね。研究対象は魔界にいるありとあらゆる生物であり、主人であるパティもその例外ではありません。というより、彼女は何の種族か判然としていないため興味津々といった感じです。表情はほとんど変化しないにもかかわらず、調査・研究したいという願望が文字通り顔に出てしまう人。
そのノーマンの主人が悪魔のパティです。気弱で脆弱なうえにトロく、天使のような優しさと笑顔を持つ、天界ならまだしも魔界では落ちこぼれと見なされる少女悪魔。無表情なノーマンとは対照的に表情がコロコロ変わる可愛い女の子です。同年代の悪魔からはバカにされたりもしていたんですが、嫌われていたというわけではなく、むしろ旅立つことにショックを受けていたので好意の裏返しからちょっかい出されていたようです。。旅立つ理由となったのは、借金取りに見つかり置手紙だけを残して逃げた父親を捜すためです。しかもその父はなぜか指名手配中という状況。
ノーマンは魔物を見つけては意気揚々と猛進して研究を始め、制御できない彼にパティが振り回されあたふたするという構図。振り回されてるのはパティだけではなく、彼によって蹂躙されていく魔界の生物全般ですね。
人間なんかが悪魔や魔物と相対しながら生きていけるのか、という不安は微塵も生まれません。人間とは思えないほどの高い身体能力と強靭な体とメンタルを持ち、さらに溢れる知的好奇心から見境なく研究してきたことによる魔物・悪魔についての豊富な知識、弱点も知られているためねじ伏せられてしまうといったように、魔界の住人にとってはまさに最凶に迷惑なおっさん。ねこじゃらしを装備してのカーバンクルとの戦闘はなかなか面白かったですね。
パティは種族不明という設定からして、何かしらレアな存在だったという流れになるのかな?もう「牛」でもいいと思いますけど。
1話の試し読みから気になって読んでみた作品。予想以上に面白かったです。好奇心から暴走しがちなノーマン、使い魔に振り回される不憫なパティ、魔物のデザインもかわいく、明るい雰囲気でシリアスな展開もないため気楽に読めました。
パティにも父親にも何か秘密がありそうですし、この先出てくる魔物や悪魔にノーマンがどう対応していくのかなど、今後の展開がとても楽しみですね。2巻以降も読んでいこうと思います。
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