2016年10月10日
【創聖のアクエリオン】アニメ 感想&あらすじ 時を越えた戦い、時を越えた想いを描いたロボットアニメ
創聖のアクエリオン
2005年4月にテレビ東京系列で放送
監督:河森正治
原作: 河森正治、湯山邦彦、サテライト
脚本:河森正治、大野木寛、高橋ナツコ
アポロの声:寺島拓篤
シルヴィアの声:かかずゆみ
シリウスの声:杉田智和
あらすじ・概要
遥か昔に起こった大戦の末に封印された人類の天敵・堕天翅(だてんし)は、地球環境の大異変により1万2千年もの長き眠りから目覚め、再び人類の生体エネルギーを狙い侵攻してきた。それから11年、既に人類は世界の人口2/3を失っていたが、怯え隠れながら何もできずにただ手をこまねいていたわけではなかった。人類は「創世の書」に記されていた伝説の機械天使「アクエリオン」を蘇らせ、堕天翅に対抗する「ディーバ」という組織を設立し、アクエリオンに搭乗できる「エレメント能力者」を探し育てていた。そのディーバにもたらされた1つの予言により、かつての大戦で堕天翅を裏切り人類を勝利に導いた「太陽の翼・アポロニアス」、その生まれ変わりとされる少年・アポロを見つける。
主要登場人物
・アポロ
主人公。太陽の翼・アポロニアスの生まれ変わりと目されている少年。大異変により孤児となり、同じ境遇の子供たちと一緒に暮らしていました。ほぼ獣の野生児で、勘が鋭く、嗅覚と視力も常人離れしています。仲間を思う気持ちは強く、その熱い心で仲間を導くこともあります。
・シルヴィア・ド・アリシア
ヒロイン。14歳。シリウスの妹。ブラコン王女様。アポロニアスの恋人であった人間の女性・セリアンの過去生の持ち主。怪力と念動力を有しています。ツンデレキャラです。当初はアポロのことを毛嫌いしていたものの、彼の優しさに触れ気持ちは変化していきます。
・シリウス・ド・アリシア
シルヴィアの兄。アリシア王国の王子。非常に優秀でかつプライドが高い人物。アポロが太陽の翼だとは認めず、敵対心に近い対抗意識を抱いています。美しいものをなによりも愛しています。キザなナルシスト。
・不動GEN
年齢不詳。謎多き司令官。アクエリオンを発掘したチームのメンバーだったが、その後行方不明となっています。神速の魔術師と呼ばれ、手品のように多くのことを成し遂げています。度々名言のようなことを言ってます。茶道が趣味。
・聖天翅・頭翅(トーマ)
堕天翅族の指揮官。1万2戦年前はアポロニアスの許婚であり、封印がとけてからも太陽の翼に強い執着心を見せます。アポロニアスが堕天翅を裏切ったのは全て人間の企てだと思い込んでいたことから、人間を激しく憎み忌み嫌っています。
感想
1万2千年の封印から目覚めた堕天翅と、機械天使アクエリオンを操るエレメント能力や1万2千年前の過去生を持つ人間との、時を越えた生存をかけた戦いを描いた物語。サテライト製作のオリジナル合体ロボットアニメ。テレビ放送版だけでなく、OVA、劇場版も製作されています。2012年には「アクエリオンEVOL」、2015年には「アクエリオンロゴス」が放送されてますが、個人的にこの2作はいまいちでしたね。
「あなたと合体したい」というなんとも大胆でちょっと恥ずかしいキャッチコピーが印象的で、放送当事かなり話題になった作品です。ノリがちょっとヘンテコなので、楽しめるからそれについていけるかいけないか次第です。
なんといっても見所は「合体」ですね。これがこのアニメの核と言ってもいいと思います。ベクターマシンという3機の機体が合体することによって、ソーラーアクエリオン、アクエリオンマーズ、アクエリオンルナの3形態に変形します。搭乗者3人の「心技体」が同調することで起こせる合体なので、1人でも心ここにあらず状態になったら合体はできませんし、解除されてしまうこともあります。
最初この合体を見たときはちょっと唖然としてしまった覚えがあります。合体時は気持ちいいらしく、搭乗者3人は恍惚状態になるというアホみたいな設定をしていましたから。なかには合体中毒になって廃人になりかけた人まで出てくる始末です。アポロと組むことが多かったからか、特にシルヴィアの印象は強烈に残っています。
また、このアクエリオンから繰り出される技の名前が面白い。搭乗したエレメント能力者の特性やその時々の心情を反映させており、奇抜で中二っぽい技名はダサいけど毎回楽しみな要素でもありました。
例えば、麗花という女性が放った「不幸最底拳(不幸のどん底)」、シリウスの嫉妬心から生まれた「嫉妬変性剣(ゼーロテュピアーグラディウス)」、アポロの無限パンチからビンタしただけの「無限叱責掌(むげんビンタ)」など、奇想天外な面白技が多かったです。確か、正確に覚えてるわけではないですけど、EVOLになってからさらにおかしなことになっていたと思います。
ストーリーはギャグとシリアスのバランスがよくとれていましたね。前述で述べた合体や技だけでなく登場人物たちのおかしなノリもあり、笑えてつっこめる要素は結構多めです。悩みや葛藤といったそれぞれの持つ負の部分によって苦悩するシリアスな描写と織り交ぜ、良い塩梅で組み立てられていたと思います。どの話も登場人物同士のいざこざや心のすれちがい、個々の悩み、様々な出来事を乗り越えたことで心を1つにして合体、というように一貫した流れになっていました。
キャラは個性の強い子ばかりでわかりやすい。繊細な野生児少年、ツンデレ王女、ナルシスト王子、不幸女、ミステリアスなゴスロリ少女、あと謎のおじさん、などといったようにアクの強い子が多いのでキャラ同士のやり取りは面白いです。
個人的に一番好きなのは「不幸を呼ぶ女」と評している麗花ですね。面倒見の良いスラっとした体系をした美人さんなんですけど、超ネガティブな性格をしている少女です。普段しっかりしてる分、そういう人に弱いところを見せられるとほっとけなくなりますね。声を担当していたのが好きな声優さんだったことも好きになった一因。
強烈な印象を刻んでいった作品でした。たぶん今後も忘れることはないでしょう。アニメのストーリーだけでなく歌でも注目されてましたね。菅野よう子さんが作曲し、AKINOが歌った「創世のアクエリオン」。「一万年と二千年前から愛してる」というフレーズが印象的な壮大な歌。むしろ歌の方が先に世に広まった感すらあります。
最初から最後までストーリーは一貫して破綻することはなく、スタートダッシュの勢いそのまま最後まで通していたので飽きることなく楽しめました。おそらく合体というのは視聴者もキャラに同調し、ストーリーや世界観に入り込んで楽しんで欲しいという願いもあったんじゃないかと勝手に思ってます。
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