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2015年03月26日

おじいちゃんと猫の不思議な話

私が中学の時

私のおじいちゃんの大腸癌が発覚して、
私は直前まで知らなかったんだけど、その時にはもう手遅れだった

当然おじいちゃんは一時帰宅が許可された時意外は
病院で亡くなるまでを過ごしていたんだけど、
おじいちゃんの家で飼ってた猫(わりと年配猫)が、
おじいちゃんが病院に戻る時とか、すっごく鳴いてて、
その猫は警戒心の強い猫であんまり人になつかなかったんだけど、
おじいちゃんにだけはなついてたから、
「病院に戻るのが寂しいんだねー」
なんて皆で言ってたんだ

361 :本当にあった怖い名無し:2011/07/30(土) 18:48:57.04 ID:wx9r4Bfc0

不思議なのはここからで、
末期の大腸癌の人を見たことあるひとは知ってると思うけど、
大腸癌になると、腹水が溜まっておなかが膨れちゃうんだ
だからおなかにチューブを繋いでそれを少しずつ抜くんだけど
おじいちゃんにちょうどその症状が出始めた時、
家に居た猫のおなかもぷっくり膨らんじゃって
おなかにその時何が溜まってたのかはよくわからない
おじいちゃんのことで家の中がばたばたしてたし、
猫が全然苦しむ様子もなかったから、病院には連れて行かなかった
その症状はおじいちゃんが病院で亡くなるまで続いた

362 :本当にあった怖い名無し:2011/07/30(土) 18:51:11.86 ID:wx9r4Bfc0

おじいちゃんが亡くなると、
嘘みたいに猫のおなかは引っ込んじゃって、
それから半月くらいのうちにみるみる弱って死んじゃった
未だに「なんだったんだろうねー」と家族の中で話になる
私の頭にはエンパシー(共感能力)という言葉が浮かんだよ

その後一ヶ月くらいしてから、
おばあちゃんがコタツでうとうとしてると、
おじいちゃんがその猫と一緒に枕元(?)に立ってるって
夢をみたそうです

天国でも一緒に仲良くいてくれたらいいなぁ
と心から思います

長くてごめんね
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