抑鬱感が強く, 頓服を飲んでやっと起き上がる.
身体が重い. 頭の中が灰色だ.
それでもゆっくり顔を洗って髭を剃り髪を整えてどうにか支度を済ませた.
今日は作業療法のアトリエの作品展に行くつもりでいる. なぜか頓服の効き目が弱く鬱がまだ辛いが何とか大丈夫だろう.
会場に着いてみんなの絵を観た. アトリエで見るのと会場に展示してあるものを見るのとは違う.
いつも非常に緻密な絵を描くメンバーがいるのだが, 彼女が今回出展した絵が強く印象に残った.
黒の鉛筆で紙に強烈に描き殴った絵が数枚.
絵についてのコメントにも世界の中にいる彼女と, その彼女自身が感じる世界への怒りが綴られていた.
自分はこういう絵が描きたいのだ. ずっと観ていた.
自分の絵はどれも精一杯描き切ったと言える絵なのだが, どこかパワーが無い, と言うか弱さ・脆さを感じさせる.
こういう絵が自分の絵なのか, それともこれから変わっていく過程の絵なのかはわからない.
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