ていへんかけるたかさわるに

0 時起床.

一旦は起き上がって顔も洗って小一時間本を読んでいた. しかし次第に気分が落ち込んでくる.
憂鬱な気分もあるが, 何か非常に疲れている. 体が重い.

横になって休む.
そのまま寝込んだ.

疲労感が激しい. 布団の中で最近の日記を読み返していた.

この一週間, かなり負担の多い生活をしている.

いろいろな場所に出かけている. 外に出かけることは, 近所のスーパーに買い物に行くことも含めてまだ辛い. しかし出かけている.

クリニックへ行って診察を受け, 診断書を依頼した. 診断書の書類を忘れて来てしまいアパートに取りに帰った.
別の日にあらためて依頼しても良かったのではないか. かなり精神的に無理をしてアパートに取りに戻った. 薬が無くなる直前だったので診察を受けに行かなければならなかったのだが, 診断書は別の日にすべきではなかったか. それとも一日で済んで良かったのだろうか.

デイケアに行き, 来ていたメンバーといろいろ話した. 内容は最近持ち上がっているデイケアのホームページを作ろうという話題と, 後は最近の体調や本のことなど. 何のために本を読むのかというような話になった. 楽しかったが後半の会話では自分の内面をある程度晒け出すことになり精神的に疲れたのも事実である.

アルコール依存症の自助グループに参加した. 行って心が落ち着いたが, 家で休んでいてもよかったのではないか.
鬱と不安で体調があまり良くない中で行くかどうか迷ったが無理をして出かけている.

作業療法に行った. この日は朝から雨が降っていた. 体調も良くなくて家で休んでいたい気持ちが強かったのだが, 休み休み弁当を作り気力を振り絞って出かけた. 作業療法のアトリエに着いたのも午後になってからで, この日の文章には「行けて良かった」と書いたが帰宅時には雨も強くなっていて大変だった.

久し振りにプールに行って泳いだ. 心にも身体にも疲れが溜まっているのがわかっていたが, 泳いだ時の気持ちいい感覚を味わえば疲れも取れるのではと思って重い体を引き摺って出かけた. 確かに気持ちが良く落ち着いた気持ちになれたが, 身体は余計に疲れた.

絵を描いて数学を考えた. 週の始めは体調が良かったこともあり没頭して, それが一週間続いた. 一区切り付いたときに横になって休まなければならないくらいである.
この集中は限度を超えている. 現在の自分にとって, 絵も数学も鬱の苦しさからの逃避といった面がある. だとすればやり過ぎだろう.
精神の疲労から抑鬱状態に陥ってしまうこともあるのだ.

あらためて振り返ってみて, 自分には体調が比較的良いときに何もかも全力を注いでしまう気質がある.
後のことを考えずにその時々の限界まで頭と身体を使えるだけ使ってしまう.
たとえば昨年末から鬱が酷くなり春先までほぼ寝た切りになってしまったのも, それまで続けていたバイトをあまりにも懸命にやり過ぎたためだろう.

デイケアもアルコール依存症の自助グループも作業療法も絵も数学も, 好きだからと言って自己の限界を超えてまでやれば自分を壊す.
最近やっと鬱が回復してきたのに, このような生活を続けていたらまた倒れる.
何とかならないのだろうか.

これは, 内面に向かいがちな自己の性格の問題なのではないか.

結局この日は朝と昼に頓服を二錠飲んだが気分は灰色のままだった.

昼過ぎに買い物に行った. 行かなくてよかった気がする. 買い物は義務ではない.

夕方に簡単な食事. 冷奴と大根おろしと蕎麦.

疲れが激しい. 早い時間に寝る.