Emacs を使っていると, ファイルやコマンドなど様々なリソースから何れかを選択する局面に遭遇する. Helm はこの選択の際に候補となる対象を表示し, 選択できるジェネリックなインターフェースを提供してくれる.
Emacs Wiki 内の Helm の項目を読むと, Helm は Anything の後継であると記されている.
ずっと Anything を使ってきたが, 自分の勉強も兼ねて Helm に移行することにした.
注: Anything については るびきち さんの本『Emacs テクニックバイブル 〜 作業効率をカイゼンする 200 の技』で知った. この本には Emacs パッケージを MELPA や ELPA などのリポジトリーからインストールできるようにするための設定方法など有益な情報がたくさん書かれている. もちろん Emacs Wiki にも必要な情報およびリンクが記されているので, こちらで勉強することもできる.
以下の作業はすべて Helm のホームページ https://github.com/emacs-helm/helm/wiki の記述を参考にしながら行っている.
インストールと設定は次のようにすれば行える.
● インストール
リポジトリー MELPA から Helm をインストールする.
まず, パッケージのリストを表示する.
M-x list-packages
パッケージ '
helm
' に 'i
' コマンドでマークを付け, 'x
' コマンドでインストールを実行する. 他にも 'helm-
' で始まるパッケージがいくつもあるが, 今回は helm
パッケージだけをインストールする.この操作は
M-x package-install helm
で行うこともできる.
● 設定
$HOME/.emacs.d/init.el 内に次の行を追加する.
(require 'helm-config)
現在行ったのはここまで. これから上記の Helm のホームページを読みながら操作を覚えていこうと思う.
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