北京五輪の野球競技が１３日（水）に開幕し、日本代表は、アテネ五輪・金メダルの強豪、キューバと対戦しました。日本は五回に同点に追いつきましたが、その裏に無死二、三塁から２点適時打でキューバに勝ち越しを許しました。日本は三回から七回まで、毎回走者を出したものの、３併殺などで再三の好機をつぶし、最終回に巨人・阿部慎之助選手の中前安打で粘りを見せたものの、２対４で初戦を落としました。

　巨人からは、阿部選手が「６番・指名打者」で先発出場。四回の第２打席では二ゴロが敵失を誘って出塁したほか、九回の先頭では、２ストライクと追い込まれまがら、一、二塁間を鋭く破る安打を放ってチャンスメークをしましたが、後続が倒れ、追いつくことができませんでした。