2021年08月26日
【野菜栽培】ミニトマトのプランター栽培(苗植え〜収穫までの総括)
今年初めてミニトマトをプランターで栽培しました。
5月に苗を植えてお盆も明けてもうすぐ8月の終わり頃なので4ヶ月が経過します。
今日はプランターで育てたミニトマトの生育経過と収穫状況について紹介したいと思います。
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苗
ミニトマトはホームセンターで購入した苗から育てました。
今回2苗購入しました。
一つはアイコという長卵型の品種。
実がつきやすく育てやすいそうです。
早く収穫したいので大きめの12cmポットにしました。
もう一つはサントリーの純あま
こちらも細長いタイプのものです。
一般的なプランターに三角に3本支柱を立て2苗を植えました。
トマトは深型の土が沢山入るプランターが推奨されていますが、実験的にあえて一般的なものにしました。
あと、保育園で子供がもらってきた苗も小学校の朝顔のプランターで育てました。
こちらは普通の丸型の品種のものです。
仕立て方
ミニトマトは主幹と枝の間から伸びる脇芽はとってしまうのが一般的です。
茎の伸ばし方(仕立て)は主幹1本だけを伸ばす1本仕立て、脇芽を1つ伸ばす2本仕立てがあります。
また、少し変わった仕立て方に「垂直仕立て」という方法があります。
脇芽をとらずに主幹と一緒に支柱に全て束ねる方法で、栄養が真っ直ぐ根に伝わることで苗が丈夫に育ち、脇芽からも大量に収穫ができるそうです。
今回は「垂直仕立て」にチャレンジしてみました。
小さなプランターの方は一般的な2本仕立てにしました。
こちらは高さが限られているので茎を螺旋状に撒きながら仕立てます。
生育経過
苗植えして1ヶ月頃(6月初旬)、実がなり始めました。
1週間でこのぐらい実が大きくなります。
ただし、ここからが長く赤く食べごろになるには、開花してから1ヶ月ぐらいかかります。
あと、開花してもその後実がならないことも多く、対策のために成長調整剤の「トマトーン」を散布しました。
開花したら一回散布するだけで実の付きや成長がよくなりました。
肥料は2週間毎の液体肥料(ハイポネックス)の追肥とトマト用の肥料を与えました。
その甲斐もあってかグングン茎が太く伸びて実の付きもよくなっていきました。
6月の終わり頃
アイコに色がつき始めました。
小さなプラターのミニトマトも実が付きました。可愛い。
収穫
6月30日 記念すべく初収穫の一つ!!
子供が触った時にポロっととれてしまいました。
まだオレンジ色でしたが室内で放置しておくと追熟して真っ赤色になりました。
市場に出回るのも少し早めに収穫してタイミング合わせているそうですね。
収穫してしまうと色は付くが糖度は上がらないと聞きました。
せっかくの自家栽培なので、できれば完熟したものを収穫して直ぐに食べるのが贅沢で良いですよね。
その後は収穫ラッシュです。
小さいプランターも1ヶ月遅れて食べごろになりました。
7月〜8月半ばがピークで5日〜7日毎にこれぐらい収穫できました。
収穫したミニトマトは食卓でも大活躍。
毎日のサラダの彩りに添えたり、贅沢にトマトのパスタに沢山使えて重宝しました。
<自家栽培ミニトマトとバジルのパスタ>
近況
7月の終わり頃になると背も随分と大きくなり、支柱を継ぎ足して2.5メートルぐらいになりました。
8月の終わり頃になると支柱より長くなってしまい先端部分がボウボウに暴れ出しました。
先端部分でもまだまだ開花しているところがあるので、茎を支柱に巻きつけて下ろしました。
小さなプランターの方は収穫量も少なく、実も小さかったです。
3回ほど収穫したら7月の中頃ぐらいから実がならなくなりました。
総括
ミニトマトのプランター栽培をやってみた感想ですが、浅めの一般的なプランターでも、仕立て方の工夫と適切な追肥をすることで十分な収穫が可能であることがわかりました。
また「垂直仕立て」は狭いスペースでも一つのプランターで2苗の栽培と大量収穫に効果的でした。
小さいプランターでは二本仕立てで欲張ったせいか、あまり生育は良くありませんでした。
ミニトマトのプランター栽培、毎年の夏野菜栽培の恒例にしていきたいと思います。
<トマト栽培に役立つアイテム>
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