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1000年に1度、未曾有の大地震来襲
011年11月13日
地震の謎を探っていたら、「深海探査船・ちきゅう」に行き着いてしまいました。
地震予知では全くダメでしたが、他の分野では思わぬ研究成果を上げていました。

そこで、深海探査船・ちきゅうを運用している、海洋研究開発機構の興味深い研究成果を紹介して見たいと思いました。

今日は、昨日に引き続き、「海洋の二酸化炭素吸収メカニズムの解明に期待」の報告の紹介です


海水を長期間、自動で採集することに世界で初めて成功
〜海洋の二酸化炭素吸収メカニズムの解明に期待(その2)〜
平成19年4月23日
独立行政法人・海洋研究開発機構

2.背景
CO2等の温室効果ガスによる地球温暖化が、国際的な社会問題となっていますが、地球規模でのCO2の動向を正確に把握する為には、地球表面積の約70%を占め、大気中のCO2の約60倍もの量を貯蔵している海洋のCO2吸収過程、及び海洋内でのCO2の循環過程を把握する必要があります。

カムチャッカ半島南方沖の北太平洋域は、深層の海水が湧き上がり、豊富な栄養分が深層から海洋表層へ供給される海域に相当し、植物プランクトンの光合成活動をはじめとする生物生産活動が活発で、CO2吸収能力が高いとされています。

この様な海洋のCO2吸収過程や、海洋内でのCO2の循環過程は季節ごとに大きく変動するので、その詳細を把握する為には、長期にわたる高頻度の海洋データの取得が必要です。

しかし、このような観測は、これまで海洋観測船によって行われており、高頻度で観測を行う事は出来ませんでした。

また、海洋観測船では、荒天の時に、採水などの観測作業が出来ないという問題もありました。

これらを解決するには、自動で、連続して、長期間にわたりデータやサンプルを収集する自動観測装置、試料採集装置の開発とその運用が熱望されて来ました



追記海洋のCO2吸収・放出メカニズムを解明する事は、地球温暖化の推移を予測する上で、極めて重要な役割を果たします。
CO2の吸収源として,森林と海洋が注目されています。森林と海洋の炭素循環を詳細に評価するにはそれぞれに難しさがあります。

海洋の難しさはその広さであり,広大な海洋をどのように観測するかが、まず最初に突き当たる問題点です。
国立環境研究所では,平成2年の地球環境研究センター発足の頃から,海域のCO2吸収量観測を検討しました。

本格的な観測を平成7年から開始するとともに,平成8〜12年に「北太平洋の海洋表層過程による二酸化炭素の吸収と生物生産に関する研究」を行い,取得した豊富なデータの解析を通して,北太平洋海域がCO2の一大吸収源になっている事を明らかにしました











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