2020年12月07日
桜庭vs拳王のアングル
プロレスランキング
最近は桜庭と拳王の対立をクローズアップさせたいのか、拳王から桜庭への一方的な攻撃の記事が目立ちます。一方的にやられた上でのアングルなのでしょうが、グレイシー一族にも飄々として闘った桜庭からすればこの記事のようにあしらうのは普通かと思いますが。
拳王の印象を「怖い。試合を楽しみながらやりたいので、あまり怒らないで下さい」と淡々と語る桜庭に対し、突然マイクを取り「何が怖いだよ。なめてるのか」と一喝。さらに「その棒読みみたいなセリフ。ちゃんと感情入れてしゃべれよ」と浴びせた。横からにらむ拳王に対し「俺の感情はこんな感情なんですよね」と桜庭は目を合わせず、前だけを見ていた。次の瞬間、拳王が、桜庭に襲いかかり、持っていたベルトで押し倒した。さらにテーブルの上から、倒れ込む桜庭の上に飛び乗り、KO。“敗れた”桜庭は腹を押さえ、スタッフに抱えられながら退場した。
2人は今月1日の後楽園大会でもやり合っていた。タッグマッチで対戦し、桜庭、NOSAWA論外組に敗れた拳王は怒りが収まらず、リング上でマイクを握って叫んだ。これには普段冷静な桜庭も激怒し、マイクを取ったがスイッチが入っておらず、場内は笑いに包まれた。
この行動に対しても拳王は「わざとやって、おちゃらけたまねをしやがって」と注文を付けたが、桜庭は「マイクはわざと切ってない。試合も楽しんでやっているだけ。そこに突っ込み入れられても困る」と柔らかに反論。暴言を浴びせてもかわされ、煮え切らない態度に、拳王がついにしびれを切らした。
「全盛期の桜庭和志。お前にないのは緊張感と殺気。それを出した上で倒す」と怒りが収まらない拳王に対し、「頑張るのは当たり前だけど、頭を働かせながらやりたい」とマイペースの桜庭。“前哨戦”は拳王の勝利となったが、どちらが強いかは、6日代々木のリングで決着をつける。
『NOAHだけはガチ』で突き進んで下さい。
※後書き///////6日の大会は桜庭は終始関節技を使い追い込んでいたようです。最後は拳王が桜庭を丸め込んでフォール勝ちしました。桜庭が敗けを飲む条件がこの形だったのだろうと思います。
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