2021年06月06日
【下馬評を覆せるか?】渡部修斗
総合格闘技ランキング
RIZINバンタム級JAPANグランプリは6月13日(東京)と27日(大阪)の2会場にて開催されますが、倉本一真選手は27日の大阪に出場します。13日の東京大会では朝倉海 vs 渡部修斗が行われますね。
朝倉兄弟についてはYouTubeでも有名ですし、説明は必要ないかと思います。
今回はストライカー(朝倉)とグラップラー(渡部)の対決となります。
渡部修斗選手は2012年4月に『パンクラス』で総合格闘技デビュー。『ZST』『NEXUS』『DEEP』などの団体で長年キャリアを積み好成績を収める。これが評価され昨年8月からメジャー団体『RIZIN』のリングに上がるようになった。『RIZIN』参戦は今回が3回目(過去1勝1敗)。
得意技は「マジカルチョーク」と称されるリアネイキッドチョークなどの絞め技。スタンドよりもグラウンドでの闘いに長ける。また、修斗初代ウェルター級王者・渡部優一氏を父に持つことでも知られております。
お父さんは修斗の初代ウェルター級王者でプロレスラー「スーパーライダー」としても活躍しておりますが、息子は名前通りの修斗には行かず、ZSTやDEEPに参戦し続けます。
修斗関連では2013年に一度だけVTJに出場していますね。修斗ウェルター級(現在はライト級)は激戦区で、2017年1月よりウェルター級からライト級へ階級名変更しましたが、歴代王者には中井祐樹、宇野薫、五味隆典や川尻達也等が名を連ねております。佐藤ルミナがずっと狙っていましたが環太平洋王座止まりで世界王座は獲得出来なかった階級です。
渡部選手は柔術がベースだけあり、戦績のフィニッシュはチョークスリーパーやネイキッドチョーク等、スリーパー系がかなりの数を占めています。
試合前の下馬評では朝倉海が圧倒的に有利ですが、打撃を崩して朝倉選手のバックに回れれば、マジカルチョークのチャンスもあります。
番狂わせ、大いに期待したいです。
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