2021年05月11日
この異種格闘技戦にメリットを見つけたい
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ケニー・オメガですらAEWで電流爆破デスマッチをやる現状ですので、多少のことでは驚かなくなってきていると敢えて申します。
全日本プロレスで『ストロングスタイル』を提唱し始めた元新日本プロレスのヨシタツが、元日本人大型プロボクサーの西島洋介との異種格闘技戦を行なうそうです。
王道ストロングスタイル≠掲げ我が道を行く全日本プロレスのヨシタツ(43)が四半世紀越しのリベンジを目指し、思い出の多摩川河川敷で「アリキック特訓」を行った。
ヨシタツは今年最初のビッグマッチとなる16日の東京・大田区総合体育館大会で、元ボクシングWBF世界クルーザー級王者の西島洋介(47)との異種格闘技戦に臨む。その試合に向け本紙を多摩川河川敷に呼び出したヨシタツは、やおら黒のショートタイツ一枚になりこう切り出した。
「この試合は、俺にとって25年前のリベンジでもあるんです」
17歳だった高校2年生の頃、通っていた岐阜県のボクシングジムに洋介山≠ニして日本中から注目を集めていた西島がやってきたことがあったという。アマチュアでのタイトル経験があるカナダ人ヘビー級ボクサーが在籍しており、貴重な重量級のスパーリング相手を求めてのことだった。
その際、体重85キロだったヨシタツ青年もスパーリング相手に名乗りを上げたが「ヘッドギア越しでもケガをさせてしまう可能性がある」と西島サイドから却下され、マススパーリングにとどまったのだった。
悔しい過去を告白したヨシタツは「あの時、リングにすら上がれなくて悔しい思いをしました。今回はそのリベンジでもあるんです。それにしても当時、マスだけでもヘビー級なのにパンチが早くて驚きました」と力をこめる。そんな思いを抱えて臨むだけに必勝の思いは強い。
「時間の許す限りボクサー対策を研究したんです。それでたどり着いたのはやっぱりプロレスVSボクシングの原点ともいえる『アントニオ猪木VSモハメド・アリ』の試合でした。あの伝説の一戦を見ながら考えていたら、ここに来ていました。デビュー前ふるいにかけられ、デビューしてからも血反吐を吐きながら練習した俺の原点です」
こう話すと、近くを散歩していた若いカップルが目を合わせないようにその場を去るのも気にせず、青春時代を過ごした新日本プロレスの道場近くで汗だくになり仮想・西島を空に描きながらシャドーボクシングなどを行った。
思い出の場所でイメージトレーニングするうちにアリキックにたどり着いたヨシタツは「これだ…」と一人ごちると試合に向けさらに磨きをかけると力説し「西島戦は俺と王道ストロングスタイルの今後を大きく左右する大事な試合になる。その先、またベルトを目指すのか、それとも別の何かなのか。もしかしたら次の戦場はリングの外かもしれない」と拳を握った。
河川敷の砂利に横たわりアリキックの練習ですか…。プロレスの公開練習って、役に立たないパフォーマンスが多いのが昭和からの伝統です。
西島洋介は過去に日本人ヘビー級ボクサーとして注目された選手。今回東スポに取り上げられて注目された時点でヨシタツのミッションは果たしたと思います。
ヨシタツ、ブチのめされないように距離は取って攻撃した方が良いです。
異種格闘技戦においてもソーシャルディスタンスですな。
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