うつ病や不安障害では脳内物質のセロトニンやギャバ神経の不活性が原因と言われており、
実際、治療薬としてそれらの脳内物質を増やしたり、作用を強める薬剤が処方される。
しかし、セロトニンやギャバ自体を医師が薬として処方することはほとんどない。
よって、うつ病や不安障害を治すには食生活で上記物質になる成分を含んだ食べ物と代謝に必要な物質を摂取する必要がある。
まずはセロトニンの合成にはトリプトファンという必須アミノ酸が必要だ。
トリプトファンは大豆製品やバナナ、ケール、チーズ、牛乳などに多く含まれている。
次にギャバの材料はグルタミン酸である。グルタミン酸は昆布やわかめなどの海藻類、トマトをはじめとする野菜類、大豆、シイタケなどのキノコ類などに多く含まれている。
ここで大切なのは上記のセロトニンの合成にも、ギャバの合成も体内で行う際にビタミンB6が酵素となり必須のビタミンであるということだ。
例えば、ビタミンB6の働きを阻害する物質を含むぎんなんを多く食べたりすると、鬱症状や不安症状、痙攣などが起きることが報告されている。
これはビタミンB6の働きを阻害することで、セロトニンやギャバが体内で作れなくなるために起きると考えられる。
ビタミンB6を含む食べ物も多くあるが、一番手っ取り早い方法は、
ドラックストアでビタミンB6を含んだ総合ビタミン剤を2週間くらい飲んでみることだと思う。
もちろん、ネットで調べればビタミンB6を多く含む食品はみつかるが、
多く含むとされるカツオなどの魚類で摂取しようとすると、多く食べなければならず大変だと思う。
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