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2023年06月19日

SSRIが合わない人もいるセロトニン症候群


うつ病や強迫性障害、不安障害の治療にSSRI(選択的セロトニン再吸収阻害薬)が処方されることがある。

セロトニン神経は主に不安や恐怖、快感神経などの興奮系の神経を制御する働きを行っていて、

セロトニン神経の働きが弱まると、不安や恐怖や緊張などを感じやすくなるため

うつ病やさまざまな神経症の原因と考えられている。

よって、SSRIはセロトニン神経でのシナプス間隙で信号伝達される際にセロトニンを再吸収させないことで、

シナプス間のセロトニンの濃度を一定期間保って、セロトニン神経の働きを強めて

ほかの不安や恐怖を感じる神経の興奮を抑制してうつや不安症状の改善を行うための薬である。

しかし、私のように体質的に合わない人もいる。

私の場合、副作用として吐き気、気分の悪さ、じんましん、肌のかゆみ、下痢などがあり途中で飲むのをやめた。

飲み始めて、1日か2日で副作用が出た。

人によってはSSRIなどのセロトニンを増やす薬でセロトニン症候群というひどい症状が出ることがあるので知っておこう。

セロトニン症候群での症状は興奮、不安、意識障害や自律神経症状である下痢や吐き気、筋肉の硬直などがある。

そのようなときは精神科医師に行くか、救急車を呼ぶことも必要とのことだ。

救急の場合はお薬手帳で飲んでいる薬がわかるものを用意すべきだ。

よって、私のうつ病と不安障害の治療はベンゾジアゼピン系のメイラックス、抗鬱剤として

ドグマチール、不安発作にはデパスを飲んで対処してきた。

ベンゾジアゼピン系の薬は依存を起こすなどという人がいるが、私はそうは思わない。

症状がよくなってくると薬を飲むのを時々忘れてしまう。

そのようにして自然と薬を飲む量は減って治ってくると思う。

私の場合、ベンゾジアゼピン系の薬を5年以上飲んだが、副作用や依存はなかったと思う。

私はうつ病でも気分が落ち込んだり、気力が減退したり、悲しさがひどくなったりなどがなく、

不安感や緊張感、心配性や過去の失敗が何度も頭に蘇る症状と、胃腸障害や睡眠障害が最もつらかったので

3環系抗鬱薬などは処方されなかった。

イギリスをはじめ欧米ではベンゾジアゼピン系の薬の使用は控えるとのことだが

欧米人と日本人では民族的に体質が違うために、欧米のほうが依存が起きている可能性はある。

有名な例だと欧米人と日本人ではアルコールの耐性が違うことがある。

私はベンゾジアゼピン系の薬で病気が改善した。

ベンゾジアゼピン系の薬を飲みつつ、運動をしたり、脳に良い食べ物を食べたり、

日記をつけたり、いろいろとやっているうちに改善した。

薬を飲んで調子が良いときはなるべく体を動かすことがとても重要だと思う。

また食事での栄養素とビタミンも大切だと思った。

上記のセロトニンはアミノ酸のトリプトファンとビタミンB6と体内酵素によって作られるが

トリプトファンはバナナやケール、チーズ、魚、肉などに含まれているので

セロトニンの材料となるトリプトファンとビタミンB系列を含んだ食品を食べる必要がある。

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さかえ
中年で管理職でのストレスや長時間労働での過労やプレッシャーが続き、うつ病と不安障害を発症して失業し、何とか5年でほぼ治りました。一時期社会復帰について悲観的になりましたが、今は社会復帰して働いております。うつ病を治すには時間と運動と薬が必要だと思います。 治るために試行錯誤した内容や治癒に役立ったと思うノウハウを発信しております。
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