2011年01月27日
履きなれたスニーカーたち
初めて聴くバンドなんですが、正直驚きました。
曲目リストを見て、ほのかに抱いていた期待は、音が出始めると、次第に嬉しい喜びへと変化していったのです。
1. Take The Cash (K.A.S.H)/Eric Goulden(01)
2. Baby, Come Back/Eddy Grant(01)
3. High Society/Roger C. Reale(93)
4. Police Car/Larry Wallis(81)
5. Hippy Hippy Shake/Chan Romero(85)
6. (I Thought I Heard A) Heartbeat/Peter Staines(01)
7. Ninety Nine And A Half (Won't Do)/Steve Cropper, Wilson Pickett, Eddie Froyd(live84)
8. Mack The Knife/Kurt Weill, Bertolt Brent, Blitzstein(live84)
9. That's It I Quit/Nick Lowe(live84)
10. Hurt By Love/Cris Spedding(live84)
11. Three Bells In A Row/Bob Kingston, Dick Crippen, Gary Long, Edward Tudor(live84)
12. Breakout/Snips(84)
13. Going Back Home/Wilko Johnson(84)
14. Sleepwalk/Santo Farina, John Farina, Ann Farina(01)
03年リリースのアルバムですが、非常に興味深い曲目に魅かれて、このバンドの最初の1枚に選びました。
しかし、どうやら過去作品からセレクトした編集盤だったようです。
曲目リストは、順に曲名、作者、そしてカッコ内はリリース年になります。
これからいくと、81年1曲、84年のライヴ音源7曲、85年1曲、93年1曲、01年4曲の計14曲が、過去のアルバムからチョイスされているようです。
てっきりオリジナル・アルバムだと思い込んでいたので意外でしたが、期せずして美味しいどこ取りの編集盤に当たったようです。
アルバム・タイトルがベスト盤ぽくないですので、気が付きようがないですよね。
でも、改めて考えると、Old Consというタイトルは、ジャケット写真から察するところ、「古いコンバース」と言うことかも知れません。
履きなれたスニーカーたち。
過去のお気に入りの音源を集めました、くらいの意味でしょうか。
どうやら、米国で四半世紀以上のキャリアを持つベテラン・バンドのようで、78年ごろにデビューしているようです。
英国産パブ・ロック好きのバーバンドのようです。
このバンドは知りませんでした。
もしかして、パンクからスタートしたバンドでしょうか?
バンドは、ギター2本に、ベース、ドラムスというベーシックな編成です。
そして、音はパンキッシュで、かつポップな味わいを感じました。
最初の驚きから冷めて、冷静にに聴くと、もう少しボーカルに華があればなあ…と正直惜しく思います。
でも、それを補って余りある、かっこいいビートがここにはありました。
収録曲については、私が知らない曲もありますが、おしなべて好き者心をくすぐられるような選曲です。
多分、このあたりの曲に詳しい方で、このバンドをご存知ない方は、関心を持たれることと思います。
とにかく、有名どころのカバーも、ちょっとひねった渋い選曲になっています。
ラリー・ウォーリスのPoiice Carは、懐かしいですね。
これは、ウォーリスの代表曲のひとつかも知れませんが、ウォーリスをカバーする時点で激渋です。
ニック・ロウのThat's It I Quitは、もちろん、ジッピ・メイヨ時代のドクター・フィールグッドのカバーですね。
そして、Heartbeatは、誰だったでしょう?
インメイツがやっていたような気がしますが、リズム隊が一新した後のフィールグッドもやってましたか?
チャン・ロメロのHippy Hippy Shake、ウイルソン・ピケットのNinety Nine And A Half (Won't Do)、ウィルコ時代のフィールグッドのGoing Back Homeあたりは、この渋い曲目の中ではかなりの有名曲ですね。
いずれも、人気曲ばかりです。
Ninety Nine And A Half (Won't Do)は、私にはクリーデンス盤が一番ですが、ジッピ時代のフィールグッド盤もありましたね。
Baby, Come Backというのは、よく知らないんですが、エディ・グラントと言う人は、レゲエ系の人ですか?
でも、この曲は、印象的なリフレインがかっこいい、ファストなロックンロールです。
燃えます。
クリス・スペディングも、実は詳しくないんですが、Huet By Loveはかっこいいです。
私が無知なだけで、有名曲でしょうか?
全体の傾向からすると、Mack The Knifeは意外な選曲ですね。
箸やすめというところでしようか。
そして、アルバムは、大有名インストのSleepwalkで幕を閉じます。
これは、オーソドックスなアレンジで演奏されています。
その他の触れなかった曲にも、突っ込みどころが多数あるのかもしれません。
しかし、残念ながら私は知らない曲たちです。
でも、何だか初めて聴いた気がしない、とにかくかっこいい、ハード・ロッキンなロックンロールばかりでした。
この選曲に感激して、ワクワクしすぎているのかも知れませんが、久しぶりに"ロック"の熱さに触れることが出来た1枚でした。
どうも、現役バンドのような気がしますので、オリジナル・アルバムが気になってきました。
曲目リストを見て、ほのかに抱いていた期待は、音が出始めると、次第に嬉しい喜びへと変化していったのです。
Old Cons
Reducers
Reducers
1. Take The Cash (K.A.S.H)/Eric Goulden(01)
2. Baby, Come Back/Eddy Grant(01)
3. High Society/Roger C. Reale(93)
4. Police Car/Larry Wallis(81)
5. Hippy Hippy Shake/Chan Romero(85)
6. (I Thought I Heard A) Heartbeat/Peter Staines(01)
7. Ninety Nine And A Half (Won't Do)/Steve Cropper, Wilson Pickett, Eddie Froyd(live84)
8. Mack The Knife/Kurt Weill, Bertolt Brent, Blitzstein(live84)
9. That's It I Quit/Nick Lowe(live84)
10. Hurt By Love/Cris Spedding(live84)
11. Three Bells In A Row/Bob Kingston, Dick Crippen, Gary Long, Edward Tudor(live84)
12. Breakout/Snips(84)
13. Going Back Home/Wilko Johnson(84)
14. Sleepwalk/Santo Farina, John Farina, Ann Farina(01)
03年リリースのアルバムですが、非常に興味深い曲目に魅かれて、このバンドの最初の1枚に選びました。
しかし、どうやら過去作品からセレクトした編集盤だったようです。
曲目リストは、順に曲名、作者、そしてカッコ内はリリース年になります。
これからいくと、81年1曲、84年のライヴ音源7曲、85年1曲、93年1曲、01年4曲の計14曲が、過去のアルバムからチョイスされているようです。
てっきりオリジナル・アルバムだと思い込んでいたので意外でしたが、期せずして美味しいどこ取りの編集盤に当たったようです。
アルバム・タイトルがベスト盤ぽくないですので、気が付きようがないですよね。
でも、改めて考えると、Old Consというタイトルは、ジャケット写真から察するところ、「古いコンバース」と言うことかも知れません。
履きなれたスニーカーたち。
過去のお気に入りの音源を集めました、くらいの意味でしょうか。
どうやら、米国で四半世紀以上のキャリアを持つベテラン・バンドのようで、78年ごろにデビューしているようです。
英国産パブ・ロック好きのバーバンドのようです。
このバンドは知りませんでした。
もしかして、パンクからスタートしたバンドでしょうか?
バンドは、ギター2本に、ベース、ドラムスというベーシックな編成です。
そして、音はパンキッシュで、かつポップな味わいを感じました。
最初の驚きから冷めて、冷静にに聴くと、もう少しボーカルに華があればなあ…と正直惜しく思います。
でも、それを補って余りある、かっこいいビートがここにはありました。
収録曲については、私が知らない曲もありますが、おしなべて好き者心をくすぐられるような選曲です。
多分、このあたりの曲に詳しい方で、このバンドをご存知ない方は、関心を持たれることと思います。
とにかく、有名どころのカバーも、ちょっとひねった渋い選曲になっています。
ラリー・ウォーリスのPoiice Carは、懐かしいですね。
これは、ウォーリスの代表曲のひとつかも知れませんが、ウォーリスをカバーする時点で激渋です。
ニック・ロウのThat's It I Quitは、もちろん、ジッピ・メイヨ時代のドクター・フィールグッドのカバーですね。
そして、Heartbeatは、誰だったでしょう?
インメイツがやっていたような気がしますが、リズム隊が一新した後のフィールグッドもやってましたか?
チャン・ロメロのHippy Hippy Shake、ウイルソン・ピケットのNinety Nine And A Half (Won't Do)、ウィルコ時代のフィールグッドのGoing Back Homeあたりは、この渋い曲目の中ではかなりの有名曲ですね。
いずれも、人気曲ばかりです。
Ninety Nine And A Half (Won't Do)は、私にはクリーデンス盤が一番ですが、ジッピ時代のフィールグッド盤もありましたね。
Baby, Come Backというのは、よく知らないんですが、エディ・グラントと言う人は、レゲエ系の人ですか?
でも、この曲は、印象的なリフレインがかっこいい、ファストなロックンロールです。
燃えます。
クリス・スペディングも、実は詳しくないんですが、Huet By Loveはかっこいいです。
私が無知なだけで、有名曲でしょうか?
全体の傾向からすると、Mack The Knifeは意外な選曲ですね。
箸やすめというところでしようか。
そして、アルバムは、大有名インストのSleepwalkで幕を閉じます。
これは、オーソドックスなアレンジで演奏されています。
その他の触れなかった曲にも、突っ込みどころが多数あるのかもしれません。
しかし、残念ながら私は知らない曲たちです。
でも、何だか初めて聴いた気がしない、とにかくかっこいい、ハード・ロッキンなロックンロールばかりでした。
この選曲に感激して、ワクワクしすぎているのかも知れませんが、久しぶりに"ロック"の熱さに触れることが出来た1枚でした。
どうも、現役バンドのような気がしますので、オリジナル・アルバムが気になってきました。
何とShe Does It RightとRoute66をやってます。
【パブ・ロック、バー・バンドの最新記事】
投稿者:エル・テッチ|03:18|パブ・ロック、バー・バンド
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