Dr.Shouの徒然ブログ

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新型コロナに対する経済保障の一環で国民全員に一律10万円の給付が決まりましたが、緊急事態宣言が長引いた場合はどうなるのか心配でです。それから、自営業者に対する支援も、今のままでは厳しいのではないでしょうか。正念場の間は良いのですが、正念場が長引いて限界を超えたらおしまいです。例えるなら、コップに目いっぱい満たされた水が、表面張力では保ちきれなくなりダーッと流れ落ちる状態です。

東京では1日の新型コロナ感染がついに200人を超えました。ここ数日若干減ってきた傾向だったので残念でなりません。感染者が増えても重症者が増えないことを願うのみです。

緊急事態宣言から1週間が過ぎましたが、医療の最前線では関係者の感染が広がってきており、危機的状況になってきていると毎日報道されています。自分のところのような末端の診療所でも発熱や咳の方が受診されますが、感染防御対策をして診察すると20分以上かかります。コロナのPCR検査が望ましいと考えて保健所に連絡するとなると、状況説明などでさらに10分くらいはかかります。感染防御の資材としてのガウンは洗濯して何度も使っていますし、マスクも最低2日間は同じものを使わざるを得ません。そして、仮に職員の誰か一人でも感染したら、診察中止に追い込まれます。
毎日が綱渡り状態です。

昨日は午後からいつもの川沿いをウォーキングしてきました。約9ｋｍの距離で、時間にして1時間半くらいです。川沿いの桜並木は1週間前にはまだ花が結構残っていましたが、昨日はほぼ葉桜となっていました。しかしウォーキングやジョギングをしている人は先週ほどではないにしろ予想以上にたくさんいました。自分もそうですが、新型コロナの影響でなかなか外に出れない人たちが、日曜の夕方くらいはリフレッシュのために出てきているのだと思います。

新型コロナに対する各方面の自粛要請で、ニッポン中が重苦しい空気で覆いつくされている感じです。政府のあたふたぶりも際立ってきました。感染対策・医療支援・財政支援など様々な分野で短期間に決めなければならないことが多いので無理はないのかもしれません。しかし、日本の官僚（政治家ではなく）は極めて優秀なので、きっとバランスの良い解決方法を探ってくれると期待しています。

緊急事態宣言が出されて一日が経過しました。自宅と仕事場の往復だけですが明らかに車の数が減っているように思います。夜、帰宅時に通る道に面した居酒屋は電気がついていませんでした。都心から離れた場所ですが、明らかに活気がなくなってきたようです。

今日の午後、ついに緊急事態宣言が発令されました。日常生活に関しては今までと大きな変化はないと思いますが、経済状態に関してはかなりこ困窮する方が加速的に増加してくるのではないでしょうか。かく言う私も極めて厳しい状況で「金融」事態宣言を出したいくらいです。
様々な事をとじっと我慢しなければならない時期はいつまで続くのでしょうか・・・

今日は日曜日、久しぶりに外出しました。今年になってから日曜はほとんど家にこもりっきりだったのですが、川沿いのジョギングコースを2時間近く歩いてきました。桜並木にはまだ結構花が残っており、夕方にもかかわらず花見を楽しむ人やジョギングをしている人が予想以上にたくさんいました。もちろん宴会をしている人はいません。来年も桜の花はきっと咲くと思いますが、やはり葉桜になる前に見ておいて良かったです。

東京都での１日の新型コロナの感染者がついに100人を超えました。「ついに」というよりは、判明していないだけで実際には既に数千人は感染しているのではないでしょうか。感染経路の不明な人が半数以上を占めているからです。「発症爆発」または「判明爆発」がギリギリの状態であり、「感染爆発」はとっくに始まっているのだと思います。

政府が布製マスクを各家庭に２枚配布するようです。なんとなく緊張感のないピントのずれた政策のように思われます。短期間で効率的かつ効果的な政策を行うことは難しいと思いますが、感染拡大の防止策とともに、経済的に厳しい家庭と苦境に追い込まれた中小零細企業を迅速に支援する政策もあわせて考えてほしいものです。