Dr.Shouの徒然ブログ

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今日で8月が終わります。今年はコロナの影響で全国的に特別な夏だったと思います。自分も家にいることが多く、また仕事も不安定で精神的に結構参りました。そして、長女が寮生活のため昨日から家を空けることになったことが決定的に私の心に堪えました。
昨日の夕方、いつもの川沿いをウォーキングしながら、これからどうしたらいいのか、どんな心持で生きていけば持ちこたえられるのかを考えていました。　　　「一日一日をしっかりと着実に、胸を張って少し大きめの歩幅で歩んでいく」そんな心持で過ごしていくことが大切なのだと思いました。

8月最後の日曜日も猛暑となりました。そんな中、今年大学生になった長女が寮生活のため家を出ていきました。本来なら4月から寮生活の予定でしたがコロナの影響でかなり遅くなってからのスタートです。
家では娘たちとほとんど顔を合わせることもなく会話もなかったのですが、今日は出発を見送り、頑張ってくるように声をかけました。青春の集大成となる大学生活です。色々な経験を積んで、そして一生の友となる人にたくさん出会うことができるよう願っています。
今日は「子育て」が「後半戦」になってきていることを自覚した日でもありました。

ドラマ西部警察俳優などで活躍された俳優さんがお亡くなりになりました。私自身も子供の頃によく観ていたドラマだったのですが、この方の作品で最も印象に残っているのが「反乱のボヤージュ」です。最初は寮生の敵かと思いきや、次第に寮生の味方となり体を張って彼らの自立を助けていくというようなストーリーだったと思います。
数年前にドラマの撮影中に自動車事故があり、そのことでこの俳優さんは責任者としてテレビで深々と頭を下げ謝罪していたことがあったと思います。そして結局そのドラマは放送中止となりました。この時私は「大げさな対応だな」と思っていました。しかしここ数日、テレビでこの俳優さんのエピソードを聞くたびに人間的な魅力が別格であったことが伝わってきます。あの謝罪も見かけだけのものではなく、常に相手に対して敬意をもって接していたのだ、と理解しました。
私にとって、テレビで見かけることが「当たり前」で「安心感」を与えてくれる俳優さんでした。合掌。

仕事か昨日から夏休みとなりました。ですので昨日から1泊、昨年から甥っ子と約束をしてた山への旅館に行ってきました。「夕涼みの時間帯にヒグラシの鳴き声を聞きながら、テラスでキンキンに冷えたビールを飲みながら甥っ子とBBQを食べる」これが昨年からの目標でした。場所は私の地元埼玉で長瀞にしました。昨年もこの甥っ子とライン下りをしている場所です。宿のすぐ裏には荒川が流れており良い雰囲気と期待していました。チェックインしてから2時間ほどは荒川の川辺に行き黄昏た後、温泉に入りいよいよ待望のBBQタイムとなりました。しかし、実際には、夕涼みになるはずの時間帯も蒸し暑く、セミの鳴き声はミンミンゼミやクマゼミ（？）ばかりでヒグラシの鳴き声は最後の方にわずかに聴こえただけで、思い描いていた雰囲気とは幾分違ってしまいました。ただ、キンキンに冷えた生ビールを飲みながら、小4の甥っ子と二人で食べるBBQは格別に美味しく、御櫃にたっぷりと入っていた米を全て頂いてしまいました。これほどお米を食べたのは5年ぶりくらいかもしれません。何せ甥っ子が少食なもので私がガツガツと食べてしました。
食後の運動として真っ暗な道を隣駅まで歩いて、途中のコンビニでデザートを買い戻ってきました。その後2回目の温泉に入り床に就きました。

夜はいつもの方向に歩いて行き途中でちょっと左に曲がって15分ほど歩きました。町中華で夕食を食べるためです。先週の町中華とは異なるこの店も以前から気にしており、今までその店の前を通る時は準備中のことが多く、果たしていつやっているのか謎でした。そして今夜その謎が解けました。私が通る時は単に昼休みだったのです。開店して35年目のご主人は70歳で、今でもバイクで出前までしているそうです。私は餃子、マーボー豆腐にビールを頂いてきました。こちらは会計の後、おかみさんが厨房に入ってしまったので手を洗ったかどうかは分かりませんでした。というより、私がカウンターの席だったので、出来立ての料理を目の前で鍋から皿に移して差し出してくれるので気になりませんでした。
今日は昼と夜に地元で2件、自分にとって初めての飲食店を体験してきました。

今日は午後からいつもとは逆方向へ散歩に行きました。というのも、逆方向に向かい2駅歩くと仕事場があり、朝から空調の清掃業社が待合室の大きなエアコンを二つ、掃除しいてくれているのです。朝の対応はONI嫁がしたので、昼の確認は自分が歩いて行ってきました。
帰りも歩いてきたので、以前ちょっと目にして気になっていた飲食店を覗いてみると、マスターとその奥さん（？）で切り盛りしている肉とカレーの店でした。私が牛すじカレーを注文してまっていると、隣のテーブルで食べ終えたやや太った女性が立ち上がりトイレに行った後お会計をしました。その女性が1000円札を店員に渡したちょうどその時、カウンターに私の注文したカレーが出来上がって置かれました。私が「もしや！？」と思った直後に、女性店員は右手で一度握った1000円札を一旦手放して、右手でカレーが盛られたそのお皿を掴み、左手でスプーンを私のテーブルに持ってきてくれました。嫌な予感がその通りになってしまいました。そしてその店員さんは何事もなかったようにレジでお会計を済ませ、アルコールをほんの少しだけ手のひらのかけて消毒のしぐさをしていました。その後は隣のテーブルを片付け、最後に消毒液らしきスプレーをそのテーブルに吹きかけてフキンで拭いていました。
いくらテーブルを消毒薬できれいにして、手も消毒している（仕草）をしても、肝心のところで清潔の意識がずれていればハッキリ言ってそれらの「清潔行為」は「ただのパフォーマンス」にすぎず、感染防止の効果は期待できないと思います。面倒でも、飲食店ではお金を触ったらその都度手を洗ってほしいと思います。お客の目の前でしっかりと手を洗う姿を見せることができれば安心感と信頼がグッと増すと思います。

8月になって長かった梅雨が明けました。自宅前の桜並木からはセミの鳴き声が絶え間なく聞こえてくるようにもなってきました。やっと「夏」を実感できます。