Dr.Shouの徒然ブログ

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政府、というより首相の突然の「春休みまでの休校発言」でニッポン中が大混乱しています。このまま春休みに突入することになるので、卒業式が中止になり今日でいきなり卒業となった子供たちもいたようです。新型コロナの拡大防止という大義があるにせよ、数日前の「ここ１〜２週間が山場」という発言に基づけば、３月１３日には感染状況の方向性が確認できて、学校を再開出来るのではないでしょうか。そうすれば卒業式だって予定通り行えると思います。
「１〜２週間」という区切りがあるからこそ我慢できることも、ダラダラとなし崩し的に長期間先が見えないまま我慢を強いられることになれば、様々な領域で何か「大きなひずみ」が出てきそうで心配です。

今日は休日診療当番です。比較的落ち着いていますがB型インフルエンザの方が二人いました。インフルエンザにもまだまだ注意が必要です。

大学時代の札幌の旧友が、３月に都内の研究会に出席するに合わせて同級生数人で食事会を予定していました。しかし新型ウイルスの影響でその研究会が中止になったそうです。そのため残念ではありますが食事会も中止になりました。感染拡大のため厚労省が「イベントをなるべく控えるように」との会見をしていましたので、さまざまな業界でのイベントが自粛の方向に向かっているようです。この様な通達がなされた以上はもしもそのイベントで感染が発生したら、日本中から猛烈にバッシングされ吊るしあげられるでしょうから主催者は戦々恐々としてしまいます。
このような委縮した状態から一刻も早く社会が解放されてほしいものです。

新型ウイルスの拡大でいろいろなイベントが縮小傾向になっていきそうです。東京マラソンの一般参加が中止になりました。自分は3月に札幌の同級生などと都内で飲む予定でしたが、中止にするかどうか悩ましいところです。

新型コロナウイルスのため停泊中のクルーズ船では、毎日多くの人が陽性になっているようです。どんな隔離をしているのかは分かりませんが、例え「個別の濃厚接触」がなくても閉鎖空間で多くの人が生活していれば、「非」濃厚接触が繰り返されることによって結局は感染してしまうのだと思います。長期間にわたる閉鎖空間での共同生活では、マスクや手洗いだけでは拡散防止に限界があるのではないでしょうか。
今のクルーズ船は、感染が確認されれば早く下船できるという「皮肉な負のスパイラル」になってしまっているように思われます。

新型lコロナウイルスが和歌山県と都心のタクシー運転手で見つかり、拡大の一途をたどっているように思われます。もはや不顕性感染者が相当数いると考えて対策を練るのが良いのではないでしょうか。例えばクルーズ船などでの極端な隔離は止めて自宅待機にし、外国の乗客・乗員は施設待機にする。ウイルス陽性者に接触した人にはマスクの着用を義務付け外出は必要最小限にしてもらう。そのような方が病院を受診するために公的病院に専門外来を準備するなどです。たとえ体調が悪くなくてもいつもの薬をもらうために受診することもあると思います。その場合でも接触者を通常の待合室で待たせるのは感染拡大のリスクがあります。

この新型ウイルスとの戦いはかなり難しい段階になってきていると思います。もうしばらくは国全体が我慢のしどころです。

元プロ野球の大捕手でその後名物監督となった方が亡くなられました。自分もその方に関連した書籍を読んだことがありますが、とにかく彼の考え方が理にかなっていている印象を受けました。野球のみならず社会で生きていくために必要な考え方もです。闇雲に努力するのではなく、何を求められているのかを理解し、そこを伸ばして武器にしていく。簡単なようで難しいことですが、それを出来る選手がチャンスを与えられるとありました。アスリートに限らず私のような小市民も競争社会で生きているのですから同じだと思います。人間味溢れるプロフェッショナルだったと思います。

今日は建国記念日で休み、一昨日の日曜日と同様に快晴となりました。そんな今日も自宅でのんびりとしようと思っていたのですが、朝から自宅前の道路で古い下水管の撤去工事がありました。コンクリートを砕く機械の音がガタガタと強烈でのんびりムードは吹き飛んでしまいました。その後も重機の音が続き、結局我慢できず午後３時過ぎに散歩に出掛けました。公共工事なので仕方ないとは思いますが、元々の工期は昨年12/23までとなっていた作業です。何故こんなに大幅にずれ込んでいるのか、しかも祭日に行う必要があるのか、極めて不可解です。

横浜に停泊中のクルーズ船内で、新型ウイルスの感染者がかなり増えているようです。ご高齢の方も多いようなので、例え感染していなくても長期にわたる船中泊で体力の低下や持病の悪化が心配されます。早く陸地で経過観察ができるようになってほしいものです。

今日の天気予報では快晴の割には寒気が厳しい予想です。しかし、部屋の中には陽射しが差し込んで、心地よい感じで起きてからずっと部屋に閉じこもっています。特に何をするというわけではないのですが、ぬくぬくとした温かさにホッとしている日曜の昼下がりです。