冷房による血行不良などで、
秋は一年のうちで最も抜け毛の多くなる季節です
人の頭部には約10万本の毛が生えていて、
健康な人でも1日50〜100本程度抜けていますが、
秋には200〜300本にも増えると言われています
夏のダメージから髪を修復するヘアケア法
をご紹介します
頭皮マッサージ
指の腹で頭部を抱え込むようにし、
少しずつ移動させながら指圧していきます
あまり力を入れ過ぎず、
気持ち良いと感じるくらいがベストです
育毛剤やヘアエッセンスなどを使用してから行うと、
より効果的です
頭皮マッサージのやり方
指の腹で地肌全体を優しく押さえ、
離す、押さえるを繰り返す(2〜3回)
生え際からスタートして、
徐々に頭の中心部から後頭部へ指の腹で押さえる
両方のこめかみを親指で押え、
それ以外の指で生え際から頭頂部まで指圧する
指先で頭全体を軽くつまむようにしてたたく
頭を挟むようにして手の平を耳の上に添え、
軽く円を描くように地肌を3〜4回揉み上げる
トリートメントで髪の内部から修復
髪の毛は“ケラチン”というたんぱく質で出来ていて、
このたんぱく質は紫外線や熱により
変性し、損傷します
トリートメントで髪の内部から修復しましょう
トリートメントをする際に、
ひと手間プラスで”蒸しタオル”をすると、
頭皮の血行が良くなり、リラックス効果や、
ストレスを緩和出来ます
静電気に注意
空気が乾燥して来ると、髪も乾燥しやすい環境になり、
擦れ合って静電気が起こります
秋冬のアイテム、ニット素材やストール、
マフラーなどとの摩擦によって、
より静電気が起こりやすくなり、
これがパサつきの原因になってしまいます
洗髪後やヘアセット前に、洗い流さないトリートメントや、
ヘアオイルなどでしっかり保湿しましょう
髪の毛は熱に弱い
髪の毛を構成するケラチンは、
熱に弱いという特徴があります
これから寒くなって、お風呂のお湯の温度を
高くしてしまいがちです
洗髪の時のお湯の温度は38℃程度の
ぬるま湯にしましょう
40℃近いお湯で洗髪すると、
髪の潤いが逃げてしまったり、乾燥を加速させてしまったりする
原因になります
ドライヤー時にも注意
まずはよくタオルドライです
長い髪の場合は、摩擦によるダメージを防ぐため、
タオルで毛先を挟んでポンポンと軽く叩きます
そしてドライヤーですが、同じ場所に
風が当たり続けないように注意しながら、
根元からしっかり乾かしましょう
8割9割ぐらい乾いたら冷風に切り替える事で、
パサパサになるのを防ぎ、ツヤが出ます
毛先が乾いてしまったら、ミストタイプのトリートメントなどで
ケアしながら乾かしましょう
秋は、髪の毛もお肌と同様、夏のダメージを回復させ、
寒く乾燥する冬に向けての大切な準備期間です
しっかり優しくケアしましょう
頭皮を清潔に保ち、健康的で
ストレスを溜めない生活を心掛けて下さいね
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