「おじいちゃんの世話が少しでも楽になるかなと思って」とのこと。
単身赴任や介護などで、子どもたちと離れて暮らす時間が長かったこともあって、わが家は、家族間でのプレゼントの習慣が比較的少なかった。(離れていたことを言い訳にしているなあ)
そのせいか、私の誕生日に子どもたちからプレゼントをもらったのは小学生までで、それ以降はほとんどない。私も子どもたちへのプレゼントは、彼らが中学生くらいになったころからほとんどしていないかもしれないから彼らを責められない。子供たちが初月給を貰った時には、もしかすると何かあるかな?と密かに期待をしていたが、それも見事に裏切られた。
そんなわけで、思い返してみると、これは、息子が自分でお金を稼ぐようになってから初めてのプレゼントかもしれない。
それが、非接触型体温計。コロナV騒ぎで、大ヒット商品になっているあれだ。
確かに、寝たきりになっている父の熱を測るのは、意外に面倒だ。特にここ数日は、左腕に関節炎が起きて激しい痛みがあり、体温計をうまくはさめなくなっている。そのことも知っていた息子が、ネットでポチっと買ってくれたらしい。
使ってみると、確かにすごく便利だ。父のおでこを触って、ちょっと熱っぽいかな?と思ったら、わずか3秒で検温できる。自分の体温もすぐに測れる。来訪する看護師さんたちも測ったりできる。
息子よ、ありがとう。なかなか泣かせることをやってくれるじゃないか!
あ、嬉しくて熱が出てきたかも(笑)
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