今日は、夕食を食べながら、久し振りにゆっくりとダイジェスト番組を見た。
連覇を目指す松山が、2位グループで土日(アメリカ時間の)を迎えるという事は、既にわかっていたので、安心してラウンドの様子を見ていた。
やはり今回話題なのは、タイガーウッズの復帰だろう。松山選手もインタビューで、ウッズがいると周りの雰囲気というか空気が全然違う、というようなことを言っていたが、テレビを通して見ていても、画面支配力というか、映像の中でのオーラが他の選手とは、まるで違うとあらためて感じた。見ているみんなをどきどきさせてくれる、これがタイガーだよ!と彼のプレーしている姿を眺めながら胸が躍った。
再起不能と誰もが思ったような交通事故によるものすごいケガによって、命の危険さえあったにもかかわらず、足の大手術をして、過酷なリハビリにも取り組み、地獄の底から見事に蘇ったタイガーがグリーンを歩いている姿を見ているだけで、ワクワクした。見事なアイアンショットで、計算されたバックスピンのかかったボールが、引き寄せられるようにカップに近づいていくのを見ると、ああ、これがタイガーの打球だよなあ、と、ファンの端っこにいる私も思わず胸がジーンとしてしまった。
結局、ケガから復帰して予選に出場しただけではなく、予選を通過して、タイガーが決勝に残ったというのは、今大会の大きな楽しみになった。
もちろん、3アンダーで、2位グループにつけて2日目を終え、連覇をねらう松山選手を当然応援しているけれど、やはりタイガーの持っているドラマ性にも期待している。
何かやってくれるんじゃないか?ワクワクするような期待を、タイガーは生み出してくれる。本当にスーパースターだと思う。
松山選手も、いつの間にか貫禄十分で、インタビューのコメントにも安定感が出てきていて、やはりグリーンジャケットに袖を通せる人間の持つパワーを感じる。
さあ、あと2日間の戦いが楽しみである。また、深夜から早朝まで、テレビから目が離せない日が続くかもしれない。
#マスターズ #タイガーウッズ #松山英樹
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