正直、完全にルールを理解はしていないのだが、先攻と後攻の場合での戦略の考え方とか、置いたストーンが次の次の手にどんな影響を当たるかなど、ちょっと将棋の手を考えるようなところがあるなあと、あらためてその奥深さに感動した。そういえば「氷上のチェス」と言われることもあったような気もする。
そもそも、美人に弱いという持って生まれた性格から、藤澤五月選手のファンだったので、彼女の笑顔見たさについ試合を見てしまうというのが、かなり大きなポイントではあるが、それも含めてカーリングのかけひきやストーンコントロールの面白さ、誰がいつ、どこに、どう投げるのかという戦略の組み立てなど、戦いながらどんどん変わる状況に瞬時に対応してプレーするというゲーム展開は、なかなか魅力的である。
(NHK)
デンマーク戦では、藤澤の最後の1投で、3点をたたき出して逆転勝利となるというドラマチックな展開、そしてROC戦も、ちょっと疲れが見えてROCに先行されていたのを、逆転しての勝利、と2つの試合を連勝して、ROC戦が終わった時には深夜だったが、思わずやった!と声を上げてしまった。
(NHK)
昔ビリヤードにはまった事があった。四つ玉でなく、ローテーションの方だったが、相手との駆け引きや、的玉の動きが次の球に当たってどんな展開をして、どれくらいの強さで当てて、手玉をどのあたりで止めると、次の展開が有利になるかなどカーリングと共通するところが多いな、といつも試合を見ながら思い出していた。
とりあえず3戦連勝となったが、ぜひ決勝に進んで、メダル争いをしてほしいと思う。
これからまた、ハラハラしながら見守りたい。
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