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2021年08月17日

動作の記憶

実家のキッチンのガスコンロが、壊れてしまった。もう10年近く使っているだろうか?温度センサーが暴走して、ちょっと使うと、「過剰加熱です!」というのを示す警告音が鳴り、火が消えて、温度が下がるまで再点火を拒む。この症状を何度も繰り返すようになった。今日は、朝から、片側が全く点火しなくなった。片側が消えると、しばらくの間、もう一方も点火しなくなるという安全構造になっているので、両方火が付かなくなる。点火用の乾電池の電圧が下がっても同様のことが起きる場合があるので、念のために電池を変えてみたが変わらない。この数か月何度か出ていた症状だったが、今日はとうとう火が付かない状態が一日中続いた。

たまたま、2013年に父の介護のために帰郷した時に、車いすを使ったり介護ベッドを入れたり、何よりも実家の古くて寒い風呂場でなく、私自身が毎日入浴など基本的な生活がしやすく、快適な気温で父の介護もしやすいということで介護用にアパートを借りたのだが、その時にアパート用にガスコンロをもうひとつ買ってあった。念のために保存しておいたそのコンロに昨日差し替えてみた。2つの火口とも快適に点火する。良かった!ほっとした。毎食ごとの調理で、点火しないことに、かなりのストレスを感じていたので、本当にほっとした。
210817DSC_1022.JPG

ただひとつ、以前のコンロは、最近のユニット型のガスレンジのように、火力をスライドレバーで調整するタイプだった。一方、今回取り換えたコンロは、昔ながらの回転式というか、ダイアルを回すタイプのものだった。火をつけたあとの火力調整で、体にしみついた横にスライドする火力調整を、無意識のうちに手がやってしまう。横にスライドする動作とダイアルを回して調整する動作の違い。
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たまたま、今日の夕方、テレビで養老先生と猫のまるの特番をやっていたが、その中で、養老先生が、「動作の記憶はとくに強く残る」というようなことを仰っていた。然り。まさにその通りで、この数年の間に私の体が覚えていた記憶は、手を横に動かす火力調節だった。実は、東京の家も数年前に、キッチンのガスユニットを交換してスライド式になっていたので、私の中の火力調節の動作の記憶は、すっかり横に動かすものになっていたのであった。
横に動かすスライドレバーの位置で、中火や弱火の火加減を記憶していたのだが、それが御破算になった。けっこう、不便な感じだが、人間のすぐれた学習能力によって、あと数日もすれば、回すタイプの火力調整が、動作の記憶に上書きされることだろう。
でも、そうなると、東京の家に帰った時に、また、戸惑うことになるのかな?やれやれ。

#動作の記憶














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