実はこれまでも数回市内で姿を見かけたこともあり、捕獲されて山に返されたニュースもつい最近もあったらしい。しかし、今回は、市のど真ん中で、放送局やビジネスビル、商業誌悦、公園などがあるようなエリアである。
(画像は、KNBニュースより)
山から、川沿いに下ってきたのではないかというけれど、さすがの県民も驚きのニュースである。熊が出てくるのも、木の実などのエサが少なくなって人の住むエリアまで来ているということがあるようだが、カモシカもそうなのだろうか?
カモシカは、標高500〜2,000mの森林地帯や岩場にでよく見られ、ライチョウとならび富山県を象徴する動物であり、国の特別天然記念物でもある。
500mの森林地帯といえば、住宅地から近いところにあるような低い山でもそれに近いものもあるから、確かに町中まで降りてこられないこともないかもしれない。
かつては乱獲が原因で絶滅の恐れがあったが、現在では本州及び四国、九州の山岳地帯に広く生息し、富山県では約3,800頭ほどが生息しているということを、今回の件で知って、ちょっと驚いた。
何でも地球温暖化に結び付けるのもなんだけれど、やはり植物から動物まで、生態系の大きな変化が少しずつ起きているのではないだろうか?
今回現れたカモシカは、しばらく市内をお散歩したあとで、川沿いに姿を消したというが、ちゃんと山に戻ってくれるのだろうか?カモシカの無事を祈りたい。
きっと大丈夫。そうカモね。シカり。・・・おそまつでした。
#富山でカモシカ
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