(写真は、日経新聞のサイトより)
三菱重工のH2Aロケットは、H2B型とあわせて、なんと連続45回!の成功だという。これはものすごいことだ。世界では、もっと失敗しているケースがいっぱいある。そして、成功率は実に98%で、世界トップクラスだ!
順調に行けば、来年の2月には、火星の軌道に到達することになる。
今年は、2年2か月ぶりに地球と火星が接近する年だから、他国からも数件打ち上げが予定されているという。
ロケットの打ち上げ映像を見ていると、下町ロケットを思い出してしまう。
技術者たちの汗と涙と努力の賜物。正確なものづくりはもちろん、エンジンの推進力の計算から、切り離しのタイミングプログラムなど、正確な軌道にのせて目標に向かわせる技術もあれば、実は発射場周辺の天気予報の精度も重要な要素になる。その他気が遠くなるような次元の技術の集積がロケットを飛ばす。
やはり、日本の技術力はすごい!と、ものづくり応援隊の私としては、やっぱり言いたい。
こういうニュースは、なんだか胸が熱くなる。
ちなみに、日本の民間のロケット開発といえば、インターステラテクノロジズ。あのホリエモンもサポートしている会社だ。ホリエモンは、素直に賛同できないようなところもあるが、なかなか魅力的な人ではある。このプロジェクトを応援する彼には、単なる投資だけでなく、少年の夢を応援するような思いを感じる。
この会社の社長も、子供の頃の夢をそのまま持ち続けているような人で、好感が持てる。
ぜひ、ロケットを飛ばして、成功事例を生み出していってほしいと思っている。
コロナV関連のニュースばかりが目に付く世の中で、宇宙と機械好きの男の子は、前期高齢者になっても、少年の頃と同じように、こんな話題には、胸が高鳴るのです。
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