米ユナイテッド航空が、ベンチャー企業のブーム・スーパーソニックから超音速機「オーバーチュア」15機を購入する合意を結んだと発表したのである。
(画像は、ヤフーニュースより)
コロナ禍で、世界中の航空会社は青息吐息の状況なのに、こんなすごいことをして、ユナイテッド大丈夫か?とビックリしたが、たまにはこういう夢のある話もわるくない。
超音速旅客機といえば、2003年に引退した「コンコルド」を思い出すが、騒音やら経済性など色々な問題から結局消えてしまったけれど、その超音速旅客機が世界の空に復活する可能性が出てきたという訳である。
SDG’sの時代だけに、今回の超高速機は、持続可能な燃料(SAF)のみで運航するらしいが、大西洋横断の飛行時間は現在の半分の約3時間半に短縮されるという。
今朝のBSテレ東のニュース番組で、コメンテーター役のパックンが、「日本を朝出て、アメリカの実家で晩御飯が食べられるんですよ」と言っていたが、もしそんなことが現実になったら確かに凄いことである。
でも、このコロナ不況の中で、こんな高額な買い物に合意しちゃって、ユナイテッドは大丈夫なんだろうか?と、やはり他人事ながら心配してしまう。
とはいえ、何かと暗い話題の多い昨今、こういうスケールの大きな話をきくと、ちょっと前向きな気持ちになってくる。あと8年でその運航が現実化されるというから、楽しみである。
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