ということで、今日は、オレンジの皮でピールとオランジェットを作ったお話しなど。
私は、オレンジピールをチョコレートでコーティングしたオランジェットが大好きだ。ウィスキーに実に合う。
東京であれば、高級なチョコレートショップなどに置いてあるものなどには、とびきり美味しいのがあるけれど、お高いし、田舎住まいの貧乏な年金ジイサンになっている身には、そんなものは手に入らない。
お菓子を作るようになってから、オレンジの皮を保存しておいて、マドレーヌを焼く時にすりおろして生地に入れて焼いたり、砂糖で煮て、ピールやマーマレードなどを作ったりするようになった。(アメリカ産のオレンジの皮には、薬剤などが付いているらしいから、本当はあまり食べないほうが良いのかもしれないのだが、大した量を食べるわけでもないし老い先短い年寄りだから、まあいいいかなと(笑))
そんなこともあって、時々、ストックしてあるオレンジピールに、湯煎したチョコレートをまぶしてオランジェットモドキを作ったりもする。
ラジオ番組で聴いたが、頭を空っぽにしてぼーっとしたり、何も考えずに無心に作業に集中したりすることは、脳にも体にも良いらしい。その意味では料理はなかなかいいことのようだ。パンを作ったりするのも無心になれる。
オレンジの皮がたまってきたので、今日の午後は、久しぶりにオレンジのピールとマーマレードを作った。ピールが出来上がると、よしオランジェットもやるか!とスイッチが入った。素人が作ると、チョコレートの温度とか、チョコレートの品質とかのせいか、お店のもののような美しいコーティングはなかなかできないが、なーにかまうものか。どうせウィスキーと一緒につまんでいるから、酔っぱらっているのであまり気にもならない(笑)。
中庭の雨音を聞きながら、無心にオランジェットを作っていると、確かに心が穏やかになってくる気がした。コロナでギスギスしているだけに、こういう時間は、大切だなとあらためて実感した午後。
#オランジェット
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