2017年02月22日
ブリの塩麹漬けなどを仕込む
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一昨年は、数十年ぶりの不漁で、氷見漁協がブリシーズンの到来を告げる
「寒ブリ宣言」を出さないという異例の年になりました。
昨年暮れは、わりに水揚げがあり、寒ブリ宣言も出されましたが、年を越してから
水揚げも今一つでサイズも小ぶりになったということで、例年より早い
1月末をもって、今年の寒ブリ宣言終了となりました。
とはいえ、昨年から今年にかけて県内では、非常に味の良いブリが出回っていて
今シーズンは、刺身でも焼き物でも、ブリ本来のおいしさを堪能できました。
そんなわけで、2月に入って、漁協公認のブリの季節は終わったのですが、
まだブリは水揚げされスーパーの店頭にも並んでいます。
味は落ちるけど、今月いっぱいは食べられるかな?
氷見では、昔は、2月中旬過ぎのブリには、虫がつく、と言われていたようです。
今は品質管理もきびしく、そんなことはありませんが、県内では、旬をすぎると
かわりに、ふくらぎと呼ばれる、ブリより1年くらい若い小さいサイズの
ものを食べたりもします。
少し前の写真ですが、最近は、塩麹漬けにはまっています。
魚から豆腐まで、いろんなものを漬けています。
写真は、ブリの切り身を塩麹と、照り焼きたれにつけたのを仕込んだ時の
ものです。一日ごとに味の違いを楽しみました。
後ろの瓶は、同じ日に漬けたレモン酢とゆずの砂糖漬けです。
レモン酢は、スライスしたレモンを6切れに切り、ハチミツと酢に漬けます。
1日おけば、サラダや鳥のから揚げなどにかけて使います。
血中コレステロールを下げたり、血圧にもいいなど話題の食品です。
もうひとつは、ゆずの砂糖漬けですが、これもスライスして種を取った
ゆずをスライスしてやはり同じような大きさに切り、大匙2杯くらいの
砂糖とハチミツに漬けておくだけです。これはそのままデザートとして
食べます。90歳まで生きた葛飾北斎は、このゆずの砂糖漬けで風邪などを
直したともいわれています。ぜひお試しください。
あ、レモン酢に使うレモンは、そのまま食べますから、防カビ剤の
使われていない国産のものを使ってくださいね。
どちらもとても便利で美味しいので、ぜひトライしてみてください。
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