私は、豚バラ肉が好きだ。それもブロックのものが。ただ、実質一人で食べることになるので、あまり大きなものだと持て余してしまうから、なかなかちょうど良い大きさでしかも安いものには出会わない。数日前、ちょうど手ごろな大きさのブロックが格安で売られているのを見つけて久しぶりに購入。どうやって食べようかなと考えていたが、まずは、肉の両端を整えるべく薄く数枚カットし、バラ肉のミニカツを作ってまずランチに食べた。(写真は取り忘れました(W))
そして、残りの肉を、半分は、角煮を作ることにして、半分はショウガとニンニクを入れた漬けダレに漬けておき、翌日魚焼きグリルで丸焼きを作ることにした。
というわけで、今日の夕食は、昨日から煮込んだ豚バラ肉の角煮と、ハチミツダレをかけながら焼いた焼き豚風の2つの味を楽しんだ。
角煮は、何度作ってもお店のように柔らかい仕上がりにならないが、今回は、火加減に注意して2日間じっくり煮込んだのでかなり柔らかくなった。とはいえトロトロとまではいかない。(ネギは、トロトロで美味しく煮あがったけれど。)本当に難しいものだ。
焼き豚風のたれ焼きは、今回は、我ながらかなり良い仕上がりになった。一気に焼かずに、余熱を使いながら焼いたのが良かったようだ。最近の料理番組で良く言われるのが余熱である。唐揚も、揚げた後にアルミフォイルでくるんで余熱をかけると中までうまく熱が通る。今日の焼き豚も、余熱が功を奏した。
料理は、熱をどうコントロールするかで、本当に味が変わる。常備菜で、鶏手羽元などを
煮込んだストックをよく作るが、うっかり強めの火で煮たりすると、とたんに肉が固くなる。
そういえば人間関係においても、ほどよい温度が大切だ。熱すぎるとやけどするし、さりとて気持ちが十分にあったまっていないと、恋も成就しない。料理でも、恋でも、火加減をとらえるのはなかなかに難しい。
#豚バラ肉 #豚角煮
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