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2021年02月19日

最新ベッドマット導入

昨日、介護ベッドをリースしている会社に、父用の新しいベッドマットを設置してもらった。マットの内部に、空気を入れるチューブがいくつも入っていて、プログラムによってチューブの圧力を細かく変えられるというもの。
210219DSC_0207.JPG

実は、3ヶ月ほど前から、父の床ずれが急激に悪くなってきたため、ケアマネジャーが、この電動マットを強くすすめてきたので、今回使ってみることにした次第。
父は、仰向けの状態のままで寝ることが多く、ほとんど寝がえりをしない。自分で体を動かすことは多少できるのだが、現在では、ほぼ同じ姿勢で寝ている。
床ずれができてからは、オムツを替えた時など1日に1〜2回、横向きにさせて30分ほどそのままにするようにしていたが、なかなか追いつかない。

このマットは、利用者の体重に合わせて、中にあるチューブの加圧を自動的に変えるという構造で、一定時間がたつとベッド内のチューブごとに圧力のかかり方が細かく変化して体の各部にかかる力を変えるという仕組みによって、床ずれの起きるのを防ぐという優れモノなのである。
空気を送り圧力をコントロールするユニットとマットのセットだが、担当の女の人が運べるくらいの重さで、ベッドにのせたら、あとはコンセントにつないで電源を入れるだけ、というくらい簡単な準備で手軽に利用できる。15分くらいで設置が完了した。あとは、使い方の説明や注意事項を聞いておしまい。

ケアマネさんから勧められたときは、体の下でもぞもぞ動くというのは、父が嫌いそうだなと思い、しばらくは「考えておきます」と保留にしていたのだが、父の床ずれの状態を見ていると、試してみるか、という気持ちになった。
幸い、加圧の変化は非常にゆるやかなので、父は全く気にならないようだ。まずは第一関門クリア、というところか。

加圧変化のプログラムは、なかなか細かく動作する設定で、電動ベッドの上半身部分を起こすと、おしりの部分にかかる体重が当然増えるので、その時には、ヘッドアップ対応というモードに自動的に切り変わり、おしり部分の圧力を強くして下半身が沈みこまないように自動調整する。
体重など体の圧力を感知するセンサーや、コントロールプログラムの開発、送り出す空気量の可変技術などなどものづくりの技術革新というのは、本当に素晴らしいとあらためて感心する。

これで床ずれの状態が少しでも改善してくれると嬉しいのだが。

#床ずれ防止マット













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