まあ、考えてみれば、いぶりがっこは、燻製なのだから、チーズとの相性は悪くないわけで、洋風の味わいもある。だから、ビールやお酒だけでなくワインにも合う。最近は、こうした組み合わせを色々考える人も多くて、ネットの投稿を見ていても、面白いアイデアをたびたび目にする。
私も、ある著名な料理人から教えていただいたメニューで、マスカルポーネと味噌をあわせたソースでインゲンを和えるというレシピがあり、その新たな美味しさに感動して、今では私の定番おつまみのひとつになっている。
松岡正剛さんが、昔書いておられたが、日本人は、外国の文化を巧みに取り入れ、自国の文化に「編集」してしまうという能力に優れている。お料理の面でも、この編集力を様々に発揮しているようだ。カレーライスも、インドのものとは異なる独自のメニューに変えてしまったし、ラーメンも、中国にもどこにもない日本独自の食べ物として、今では世界中の人に愛されている。これほど世界中の食べ物を巧みに食卓に取り込んでいる国民はいないのではないかと思う。
まあ、そんなわけで、昨夜は、私も、このいぶりがっこの絶妙な組み合わせメニューのほかに、もうひとつの異種コラボメ?豆腐とキムチも加え、さらにミラノソーセージも食べたり、とこの写真に写っているものだけでも、なかなか様々な国の酒の肴が並ぶことになった。
ということで、昨夜は、少し飲み過ぎてしまった私。ちょっぴり反省(笑)
#いぶりがっこ #クリームチーズ
料理ランキング
タグ:#いぶりがっこ
【このカテゴリーの最新記事】