シャドーボクシングで汗を流し、休まずミット打ちに移る。
元世界王者の辰吉丈一郎(54)はもう40年近く、ほぼ毎日練習を欠かさない。
人気漫画「あしたのジョー」に準えて「難波のジョー」の愛称で注目を集め、天性のボクシングセンスと無骨だが愛嬌のある言動で時代の寵児となった。
只、ボクシングは喧嘩と違う。
「両拳しか使えないし、殴れるのは耳から前と、臍から上だけ。制約が多く、そこに奥深さがある」
2009年を最後に実戦はないが、今でも現役選手として試合に備える。
「目標がある。最後に納得して人生を全うできたら、それでええ」
" 圧倒的人気 破格の報酬 ”
ボクシングの世界王者は引退後にジムを開設したり、タレントに転身したりして生計を立てる例が多い。
現役を貫く辰吉丈一郎は引く手数多の芸能界からは距離を置き、若い頃に稼いだ巨額のファイトマネーで生活し続けていると言う。
圧倒的な人気を誇った辰吉の報酬は破格だった。
最高額は1994年に薬師寺保栄(55)と闘った王座統一戦。
辰吉は相場の約5倍となる1億1千万円を受け取ったと報じられた。
愛媛新聞 生き抜くから
地上波放送が少なくなり、インターネット映像配信が主流らしい。
井上尚弥(31)のファイトマネーも7億円を超えたと推定されているらしい。
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