眼球は、直径25mm にも満たない生きた細胞でできている袋の様なものです。
その中には、ゼリー状のものと圧縮された液体が入っていて、此れが袋を風船の様に膨らませています。
そして、この前面の部分に角膜があります。
これは、透明な膜でできていて、光の取り入れ口となっています。
角膜の裏側には、虹彩と言う光の量を調節する筋肉の隔壁があります。
虹彩の後ろには、レンズ、則ち、軟らかくて透明な細胞が集まってできている水晶体があります。
この水晶体によって、網膜上に光の焦点が合わされ、光はそこで電気的な刺激に変えられて、視神経を通じて脳に伝わります。
水晶体の周りの毛様体筋と言う筋肉は、焦点を変える役割を果たしています。
これが収縮すると水晶体が引っ張られて薄くなり焦点は遠くになります。
逆に、これが弛緩すると、水晶体は厚くなり焦点が近くなって、近い所のものが見える様になります。
眼球の周りには、6つの筋肉(外眼筋と総称します)があり、この働きによって目が動き、一つのものから他のものへと視線を移したり、動いているものを目で追う事ができるわけです。
両目の間は数cm 空いている為、夫々多少異なった像を平面的に捉えます。
そして、脳がこの2つの異なった像を合成して立体的な像を作り出します。
若し毛様体筋に欠陥があると、網膜上の像がぼやける事になります。
又、外眼筋が正しく機能しない場合には、ものが二重に見え、仕事や学業やスポーツなどに支障をきたします。
視力回復トレーニング講座から
眼球は、ゼリー状のものと液体が膨らませている袋の様なものらしい。
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