平たく言えば、積み立て投資枠は海外を含め資産を分散して投資し、手数料も安い長期投資に適した投資信託に投資する枠で、投資できる投資信託も金融庁が審査して絞り込んでいます。
「成長投資枠」はより幅広い資産に投資できる枠です。
積み立て投資枠では、「米国株( S & P 500銘柄)に投資する投資信託」と「全世界の株式に分散投資する投資信託(全世界=オール・カントリーズで『オルカン』と呼ばれています)」が人気で、NISA ・新 NISA 以外での投資分も含め、純資産額が4兆円を超えるものも出てきました。
地銀にも匹敵する規模です。
後者のオルカンも組み入れ資産の約6割が米国株ですので、米国株を中心に日本の個人の資金が海外に流出している事になります。
個人にせよ銀行にせよ、高い成長が期待できる企業への投資をどれだけ行えるかが今後の日本経済の成長力を決める勝負となります。
政策ストラテジスト 立教大学経済学部特任教授(元日銀松山支店長) 下田 知行
愛媛新聞 世界経済纏めノートから
国際分散投資が良いらしい。
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