九九に「9の段」がありますね。
例えば、9 X 2=18、9 X 3=27、9 X 4=36。
此処で、答えの十の位と一の位の値を足して見てください。
1+8=9。2+7=9。3+6=9。
あれ? どれも「9」になりますね。
九九の範囲を超えても同じ事が起こります。
何でもいいので好きな数を一つ選んで、「9」を掛けて見てください。
その答えの各桁の値を足します。
合計が2桁以上だったら、再び各桁の値を足し、1桁になるまで繰り返します。
すると、最初にどんな数を選んでも、最後は必ず「9」になるのです。
下表に例を載せています。
面白い事に「9」以外の数では、そうはなりません。
不思議ですね。
此れを逆さまにした性質もあります。
とある数の各桁の値を1桁になるまで足した結果が「9」であれば、その数は何か或る数に「9」を掛けた数になっています。
詰まり、その数は「9」で割り切れます。
此れを使えば「9」で割り切れる数を直ぐに見破る必殺技になります。
では、234、1997、1998は?
割り算をしなくても、各桁の足し算だけで簡単に分かりますね。
何故「9」にはこうした不思議な性質があるのでしょうか。
如何も数を0から9までの数字で表す事(十進法)と関係しているらしいです。
若しも8と9のない世界だったら、「7」が同じ様な不思議な数になるんだとか。
身近な数も奥が深いんですね。
気になる人は、更に「9」を追及して見てください。
「9」の不思議:
1985 X 9の場合
1985 X 9=17865 → 1+7+8+6+5=27 → 2+7=9
科学ライター 井筒 智彦さん 監修 神戸大大学院教授 谷口 隆さん
ジュニアえひめ新聞 数からの挑戦状から
ユーチューブ共同通信公式チャンネルにて解説動画を公開中らしい。
見て見て。
数を研究してナンバーズを当てたいな?。
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