その建物を利用した「明治大学平和教育登戸研究所資料館」(川崎市)は、戦争が人間性を失わせる事を如実に伝える。
資料館は五つの展示室で構成。
中国の捕虜に人体実験を行った研究者の生々しい証言を紹介している。
明治大教授の山田朗館長は「将に戦争の加害責任に関わる所で、避けて通れない」と指摘する。
「戦争はこんな風に人の心を破壊してしまう」
登戸研究所の実像は関係者が口を噤んできた為、戦後も長い間分からない事ばかりだった。
山田館長は「自分たちが語らなければ歴史が消えてしまうと、関係者の心も揺れ動いた様です。」
1992年開館で昨年リニューアルされた「立命館大学国際平和ミュージアム」(京都市)。
来場者自身が「自ら行動する為の平和のピース」を探す、と言うテーマを掲げる。
展示の軸は、1840年代から2020年代までを網羅する、長さ70m に亘る巨大な年表。
「平和は一つの国だけでは為し得ない。国同士、当事者同士で対話によって信頼関係を築く必要があります。」と立命館大教授の君島東彦館長は願う。
愛媛新聞 文化から
対話によって信頼関係を築く必要があるらしい。
友人をも殺す人とは難しい。
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