日本の民主主義が危うい。
田原氏は選挙制度に問題があると指摘。
「今こそ変えなければ」と訴える。
問題は色々あるが、一番大きいのは小選挙区制だと1人だけを選ぶので、議員が執行部のイエスマンになってしまう事だ。
第2次安倍政権の時が典型だ。
長期政権が続く内に、皆安倍首相のイエスマンになった。
自民党執行部に「ノー」と言えなくなり、党内に論争がなくなった。
選挙の公認権も金も握られているからだ。
岸田政権はその時より深刻だ。
内閣支持率がこんなに低いのに岸田首相が退陣に追い込まれない。
然もこの制度は、親から地盤を引き継ぐ世襲議員に有利に働くから、自民党は今も世襲だらけだ。
中選挙区制は表に出せない金が必要になるが、小選挙区制は金が掛からないと言う認識だった。
繰り返すが、今の制度では執行部へのイエスマンばかりになる。
有権者は自民党が勝つと思って選挙に行かない。
投票率が低いから自民党が安定している。
日本の政治はこのままでいいのか。
新たな政治の在り方が今こそ求められている時はない。
ジャーナリスト 田原 総一朗氏 1934年滋賀県生まれ。
東京12チャンネル(現テレビ東京)などを経て独立。
テレビ朝日系の「朝まで生テレビ!」でジャーナリズムに新風を吹き込んだ。
「日本の戦争」など著書多数。
愛媛新聞 彷徨う民主主義から
選挙制度の改革が求められる。
金の掛からない、自民党に有利にならない、公平な選挙制度を。
世襲議員をなくし、、公認権をなくし、金をなくし、議員を半分に減らし、平等、公平な選挙制度を。
いっそ国会議員をなくし、新たな仕組みを作った方が良いのでは?。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image