豆撒きの定番の入り大豆は、乳幼児には誤嚥や窒息の危険がある。
消費者庁は「5歳以下には豆を食べさせないで」と呼び掛けている。
若しも豆が喉に詰まった場合は、如何対処すればよいか。
乳幼児の事故対策や怪我の手当てを教える赤十字の認定資格「幼児安全法指導員」の黒神栄治さん(日本赤十字社県支部組織振興課長補佐)に聞いた。
1歳未満には「背部叩打法」で異物除去を試みる。
子供を俯せにして頭を下げさせ、指で頭を持ち上げて支え、肩甲骨の間を手の付け根で5回叩く。
それでも解消されなければ、仰向けにし、胸の中央を指2本で押す「胸部突き上げ法」を試みる。
1歳以上も先ずは「背部叩打法」。
次に「腹部突き上げ法」を行う。
子供の後ろに回り、臍の少し上で握り拳を作り、斜め上に引き上げる。
「119番通報と同時に、速やかな応急手当てが肝心。若しもに備えた知識を持って欲しい」と黒神さん。
愛媛新聞 暮らしから
スクーバダイビングインストラクターは赤十字救急法救助員、指導員の資格を持っている。
万が一の場合、助けられる人になって欲しい。
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