地方議会も含め、政治の場でルッキズム(外見至上主義)やエイジズム(年齢差別)に基づく不適切な発言が後を絶たない。
「偏見に基づく差別発言だと自覚を」。
識者は、日本のジェンダー平等の遅れを露呈していると指摘する。
「俺たちから見てても、ほう、この小母はんやるね、と」。
ジェンダー表現に詳しい田中東子東京大教授は「女性の美徳は外見や若さだと言う偏見による発言。
男性政治家に向けてはその様な表現を使わないだろう」と話す。
男女格差を表す世界経済フォーラムの最新の「ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は政治分野で146カ国中138位と言う低さ。
ジェンダー平等の遅れは世界に注目されており、地元会合での「内輪の発言」は通用せず、今直ぐ価値観の「アップデート」が必要だと強調する。
男性中心の政治で同質性の高さが「性差別発言を許している土壌になっている」とも分析した。
地方議会でも、ルッキズムを懸念する事態が起きている。
「副総裁と言う立場の人間がこんな発言をするとは、とても腹立たしく恥ずかしい」
「政治の中枢でもこの状況ならば、議員になるとする女性は増えない」
「女性が我慢を強いられる構造の政界では、真に平等な社会の実現も難しい」と訴えた。
愛媛新聞 記事から
こんな副総裁がのさばる政界や社会は変えないといけない。
そう思いませんか?。
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