それを応用する事によって、人類の物質的生活を豊かにする事が可能になってくる。
我々を取り巻く自然を正確に理解すると同時に、これらの技術を正しく使いこなして人類の為に役立てるには、物理学の学習は不可欠である。
20世紀になる頃、物理学者の目は微視的な原子の世界に注がれる様になる。
電子の発見は、物質の原子的構造を調べる手掛かりとなった。
これらの研究が進むにつれ、電子の様な微視的粒子の振る舞いは、ニュートン力学に従うボールを小さくした様なものとは全く異なるものである事が分かってきた。
完全と思われた古典物理学が微視的世界においてはそのままでは成り立たず、新しい物理学が必要となった。
その革命が成就して量子力学ができあがったのは1925〜26年の事である。
こうして原子の構造も明らかとなり、原子が組み合わさってできる分子や固体の性質を調べる基礎が確立された。
水の屈折率は何故1.33なのか、如何して金属と非金属に差ができるのか、と言った問いにも物理学は答えられる様になってきた。
その応用としてのトランジスタの発明は、今日のエレクトロニクス全盛時代への道を切り開いた画期的なものであった。
詳細物理から
量子物理学は難しい。
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