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posted by fanblog

2015年12月08日

なにげにUSD/CHFって「1.00000」なんだね

FXにしろ、商品先物にしろ、株にしろ、筆者は価格の絶対値にはあまり興味が無い。というよりも見ていない。損益に関係してくるのは「絶対値」ではなく「相対値」だからである。つまり「変化率」が重要だと思っている。

ところで今なにげにプライスを見ていたら、USD/CHFって「1.00000」なんだよね。よくEUR/USDやAUD/NZDでは「パリティ」とか言ったりすることもあるようだけれど、実際は理論的に等価であるべきものではないのだから、「パリティ」という言葉を使うべきではないと思う。転換社債や、オプションのプット・コール・パリティのようなものとは根本的に違うので。ただ、業界用語としてそれを使っているというのなら、それはそれでいいとは思うが。

というわけで、為替における「パリティ」というものは本質的には何の意味も無いと思うけれども、かと言って無視しておけばよいかと言えば、それも違うと思う。なぜなら、人がそこに「意味がある」と思えば、人はそれを前提として、それにふさわしいと思われる行動(あくまでも本人がそう思う)を実際にとるからである。

例を言えば、「AUD/NZDの1.00000はパリティなので、1以下は豪ドル(AUD=オーストラリア)がNZドル(NZD=ニュージーランド)に対して安いということになる。オーストラリアとニュージーランドを全体的に比較して、オーストラリアがニュージーランドより劣るはずがない。ゆえにAUD/NZDの1.00000は絶対に安すぎるので買いである」という考えを持つ人が多ければ、現実的にAUD/NZDの「1.00000」はサポートされてしまう。実際、今年の4月にそのようなことが起きたのではないだろうか。だとすれば、そういうことが「起こりえる」という認識を持っているのといないのとでは、いざという時、瞬時に対応できるか否か(変わり身がすぐにできるか)に違いが出てくる。

ただし現象が実際に起きたからといって、必ずしもそれが正しいとは言えない。単に「その時点で」、その価格でAUD/NZDを売りたい人よりも買いたい人が多かっただけの話である。それ以上でもそれ以下でもない。

為替の場合はデノミを考えればすぐにおかしいことに気づく。オーストラリアかニュージーランド、どちらの国でもいいけれどデノミを実施したとしよう。その場合、デノミ実施前の「パリティ」と実施後の「パリティ」と、どちらが正しいのか? 明らかに実施前と実施後の水準は違う。しかし、どちらも「1.00000」がある。

どちらも正しくない。為替は単なる交換比率である。
そして、為替を交換して手に入れるものの本質的価値は時々刻々と変化しているのである。


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