2020年01月07日
大腸CTアカデミア 大腸癌検診が未受診となる理由や受診率を改善させる試みが必用!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)
2020年3月14日(土)
会場 横浜市健康福祉総合センター(桜木町駅前)
テーマ「先進画像診断の現在、そして未来」
特別講演「医療画像、医療機器に対するAI 技術」
富士フイルム株式会社 桝本 潤先生
教育講演「胃X線像の画質と読影と線量との関係」
慶應義塾大学病院 吉田諭史先生
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事前参加申込み
受付専用メール gaia16.yokohama@gmail.com
是非、ご参加くださいね!
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PubMedから、今日のつぶやき − 639 −
Zhu H, et al. Comparison of the participation rate between CT colonography and colonoscopy in screening population: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Br J Radiol. 2019 Nov 1:20190240. doi: 10.1259/bjr.20190240. [Epub ahead of print]
それでは、論文
「検診対象者における大腸CT検査と大腸内視鏡検査の受診率の比較:ランダム化比較試験(RCT)のシステマティックレビューとメタアナリシス」
のご紹介です。
【考察】
大腸内視鏡検査の主要な有害事象である出血や腸管穿孔といったリスクが、受診者が内視鏡ではなく大腸CT検査を選択する理由と説明されている。
けれども、大腸CT検査も大腸内視鏡検査もともに、未受診者の数は受診者の数よりも多く、この意味することは、大腸癌検診への受診意欲が少ないということであり、未受診となる理由や受診率を改善させる試みが必用である。
大腸CT検査あるいは大腸内視鏡検査の受診率に影響する他の要因としてはコストが関与している可能性がある。
民間の保険会社の保険適応があれば、大腸CT検査は大腸内視鏡検査に比べてコストが50%程度削減されると報告されている。
別の複数の研究でも、受診率の高さから大腸CT検査は大腸癌検診としてより費用対効果がいいと報告されている。
けれども最近の米国の研究では、10年に1回の大腸内視鏡検査は他の検査法に比べてコストが低いと報告されている。
(感想)
費用対効果は大切な問題ですね。
内視鏡の方がコスパがいいという報告では受診率を加味せず、実際に検査を受けた人だけで費用対効果の計算をしている研究が多く注意が必要です。
それでは、また
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31651188
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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・最新の情報を入手できる。
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・待ち時間に気軽にみられる。
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自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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