2020年01月06日
大腸CTアカデミア 、低用量前処置あるいは下剤を使用しない大腸CT検査の受診率は内視鏡検査より有意に高く、未受診率も有意に低い!
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第59回消化器がん検診学会総会
2020年6月5日(金)- 7日(日)
会場 福岡国際会議場
演題登録中ですよ!!
パネルディスカッション2
「これから求められる大腸CT検査 −放射線医、消化器科医、技師の役割からみた現状と課題-」
または
大腸CT検査に関する一般演題応募を
お待ち申し上げます!!
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PubMedから、今日のつぶやき − 638 −
Zhu H, et al. Comparison of the participation rate between CT colonography and colonoscopy in screening population: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Br J Radiol. 2019 Nov 1:20190240. doi: 10.1259/bjr.20190240. [Epub ahead of print]
それでは、論文
「検診対象者における大腸CT検査と大腸内視鏡検査の受診率の比較:ランダム化比較試験(RCT)のシステマティックレビューとメタアナリシス」
のご紹介です。
【考察】
大腸内視鏡検査および大腸CT検査を検診として受けない大きな理由の一つに腸管前処置であると報告されている。
今回の研究のサブ解析から、低用量前処置あるいは下剤を使用しない大腸CT検査の受診率は内視鏡検査より有意に高く、未受診率も有意に低い。
前処置における不快や困難は、腸管洗浄剤を減らすあるいは使わないことで軽減することが複数の研究報告から明らかになっている。
大腸CT検査の前処置が軽減することによって、受容性が向上し、検査を受けるハードルが下がり、消化器症状の有害事象も減少することが分っている。
一方で、大腸内視鏡検査の腸管洗浄剤の量を減量しても受診率は向上しなかったという報告もある。
(感想)
内視鏡で腸管洗浄剤の量を減らすのは限界があるから、受診率に影響しないものと思われますね。
大腸CT検査は劇的に腸管洗浄剤・下剤を減らすことが可能で、この点は受診者にきちんと伝えていかなければいけないと思います。
啓蒙という意味で・・
それでは、また
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31651188
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ご質問もお待ちしています。
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
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2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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著者に無断で各種メディアに貼り付ける
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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一方で、大腸内視鏡検査の腸管洗浄剤の量を減量しても受診率は向上しなかったという報告もある。
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