2019年12月26日
大腸CTアカデミア 腸管前処置に腸管洗浄剤や下剤を減量する大腸CT検査で受診率の向上が期待できるよ!
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第16回消化管先進画像診断研究会(GAIA)
2020年3月14日(土)
会場 横浜市健康福祉総合センター(桜木町駅前)
テーマ「先進画像診断の現在、そして未来」
特別講演「医療画像、医療機器に対するAI 技術」
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慶應義塾大学病院 吉田諭史先生
パネルディスカッション
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受付専用メール gaia16.yokohama@gmail.com
是非、ご参加くださいね!
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PubMedから、今日のつぶやき − 635 −
Zhu H, et al. Comparison of the participation rate between CT colonography and colonoscopy in screening population: a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials. Br J Radiol. 2019 Nov 1:20190240. doi: 10.1259/bjr.20190240. [Epub ahead of print]
それでは、論文
「検診対象者における大腸CT検査と大腸内視鏡検査の受診率の比較:ランダム化比較試験(RCT)のシステマティックレビューとメタアナリシス」
のご紹介です。
【アブストラクト】
結果:
760研究から5研究を解析対象とし
15,974名の検診対象者が含まれていた。
検診受診率は、大腸CT検査が28.8%で大腸内視鏡検査の20.8%を上回ったが、統計学的有意差は認めなかった。
検診未受診率は、大腸CT検査が大腸内視鏡検査に比べて有意に低かった。
サブ解析では、低用量腸管前処置または下剤未使用前処置の大腸CT検査は大腸検査に比べて受診率および未受診率が有意な違いを示した。
結論:
検診対象者では、腸管前処置に腸管洗浄剤や下剤を減量する大腸CT検査で受診率の向上が期待される。
統計学的検討にはさらに大規模なRCTが必用である。
(感想)
やはり、大腸検査の一番の問題のひとつが腸管洗浄剤、下剤ということになるでしょう。
有症状者と異なり無症状の検診対象者では、検査を受けるための負担が増えるとなかなか受診してくれません。
この意味でも、複数のモダリティを用意するというのは理にかなっていますし、米国のガイドラインにもうなずけますね。
それでは、また
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31651188
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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・最新の情報を入手できる。
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・待ち時間に気軽にみられる。
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ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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