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posted by fanblog

2017年07月19日

大腸CT検査アカデミー 論文を読むスタイルを紹介するよ!

PubMedから、今日のつぶやき − 32 −


ご質問をいただきました。

「ナガイチ先生はこういった論文を読むのに1日どのくらいの時間をかけていますか?

ご質問ありがとうございます。

今日は自分の論文を読むスタイルをご紹介します。
平日は仕事に取り掛かるまあとりあえずPubMedを開きます。
「ct colonography」をキーワードに検索をほぼ毎日おこないます。

170719.jpg


毎日、必ずしも新しい論文がアップされるわけではありませんので、
アップがない場合にはそれでおしまいになることもあります。
これだと1分かかりませんね。

新しい論文がある際には、タイトルを読んでアブストラクトを必ず開きます。
そして、アブストラクトを斜め読みします。
興味があまりわかなければそれでおしまいです。
これで、2−3分ですね。

興味があれば、アブストラクトをキチンと読みます。
これで、5−6分ですね。

読むべしと感じたら、ダウンロードします。
がんセンターやハーバードではダウンロードできるジャーナルが多くて便利ですね。

ダウンロードして、
ポイント(ジャーナルによっては新しい知見を箇条書きでまとめてくれています)、
FigやTableに目を通します。
この場合は10分くらい使うでしょうか。

おっ!と思うような論文(前回までのPickhatrdt論文)であれば隅々まで読みます。
30分くらいかけることもあると思います。


ちなみに、
PubMedを開いて「ct colonography」でひっかかる論文はどのくらいあると思いますか?

5000より多いと思いますか?
少ないと
思いますか?

今日はホントに単なるつぶやきですがお許しを〜

それでは。




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自分は格安スマホを使用しています。
Yモバイルですが。

同僚の先生が【UQモバイル】に切り替えたそうです。
UQモバイルやYモバイルはいわゆるほかの格安スマホと
違って、自社回線なので通信速度が速いのが特徴です。

同僚の先生はauからの切り替えでしたが、
ぜんぜん変わらないと感動していましたよ!
キャッシュバックキャンペーンも行っているみたいですね!
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2TPE3E+1OQ8HE+2CPQ+1BQJAB

プランを見るとYモバイルより条件いいかも・・
残念・・・。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PRここまで★★




大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。

<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。

<前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。

<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。

<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)

<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。




◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)


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プロフィール
大腸の専門家 ナガイチさんの画像
大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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