2018年04月10日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査論文のトレンド:引用が多いトップ100の文献分析!!
★★関西大腸CTセミナー 2018開催報告━━━━━
2018年1月20日に大阪で開催致しました。
https://fanblogs.jp/ctcacademia/archive/177/0
医療法人明星会 星野胃腸クリニックの
院長 星野好則先生に参加レポートを
ご執筆いただきました!!
RadFan4月号に掲載されています。
http://www.e-radfan.com/shop-radfan/65261/
星野先生、RadFan様、ありがとうございます!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
PubMedから、今日のつぶやき − 213 −
Mohammed MF, et al. Trends in CT colonography: bibliometric analysis of the 100 most-cited articles. Br J Radiol 2017 Dec;90(1080):20160755. doi: 10.1259/bjr.20160755. Epub 2017 Oct 3.
先日、英文論文の査読を行いました。
通常、査読は無料のボランティアです。
御礼のメールを頂くのが通常ですね。
European Radiologyは、気が利いていて
感謝状のような証明書を送ってくれます。
先日の査読は日本消化器内視鏡学会の英文誌
Digestive Endoscopyで担当させていただきました。
無論、ボランティアのつもりでしたが、
なんと!
図書券が後日送られてきました。
図書券目的で査読をするわけでは決してありませんが、
こうした心遣いは、以外だっただけに嬉しいですね〜
本を買う機会は多いので
ありがたく使わせていただきます。
さて、それでは
論文「大腸CT検査論文のトレンド:引用が多いトップ100の文献分析」
のご紹介です。
【アブストラクトの続き】
合計10,597の論文を対象とした。
このうち、大腸CT検査に関連した診断画像、画像技術、
費用対効果、臨床応用、患者・受診者の受容性、
トレンドに関する論文を対象として絞った。
論文は引用回数をもとにランク付けを行い、
2名の放射線科医がスクリーニングにかけた。
解析情報から
「引用回数」
「年間当たりの引用数」
「発行年」
「著者」
「所属施設部署」
「研究のタイプとデザイン」
「統計解析方法」
「サンプルサイズ」
「モダリティ(装置)」
「トピック」
について記録した。
トップ100の
引用回数は73〜1179
年間当たりの引用数は4.5〜84.21
出版元は22のジャーナル
(100論文あっても22のジャーナルに集約されるのですね)
最も掲載が多いジャーナルは
「Radiology」で37論文。
(UMIN6665も「Radiology」に掲載されました)
2番目に多いジャーナルは
「American Journal of Roentgenology」で19論文。
(自分もブスコパンが必要か否かを検討した論文はここに投稿しました)
筆頭著者の19%は放射線科以外の所属であった。
トピック別にみると
一番多いのは「画像技術」で40論文
「診断の有効性」が28論文
臨床応用が18論文であった。
今回の検討により、大腸CT検査に関する
論文の経口と特徴が判明し、
今後の投稿へのガイドとなるだろう
と締めくくっています。
純粋に面白いですね。
次回は本文中から、面白そうなところだけ
ピックアップしますね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28972802
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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2017年の春から予告しておりましたように、
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2017年末で終了いたしました。
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