2018年04月11日
大腸CTアカデミア 引用回数の多い大腸CT(CT colonography)検査の論文ベスト100は!?
★★関西大腸CTセミナー 2018開催報告━━━━━
2018年1月20日に大阪で開催致しました。
医療法人明星会 星野胃腸クリニックの
院長 星野好則先生に参加レポートを
ご執筆いただきました!!
RadFan4月号に掲載されています。
星野先生、RadFan様、ありがとうございます!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
PubMedから、今日のつぶやき − 214 −
Mohammed MF, et al. Trends in CT colonography: bibliometric analysis of the 100 most-cited articles. Br J Radiol 2017 Dec;90(1080):20160755. doi: 10.1259/bjr.20160755. Epub 2017 Oct 3.
早速、論文「大腸CT検査論文のトレンド:引用が多いトップ100の文献分析」
のご紹介です。
今回は毛色の違う論文をご紹介しています。
ジャンルは「Bibliometrics(計量書誌学)」というんですね。
ウィキ先生によると
「書籍の文献や雑誌の記事に対する書誌を構成する
要素を計量的に研究する学問である。」
なるほど・・・。
さらに、「計量の対象となる主な要素は、
著者、著者所属機関、国、タイトル、抄録、内容、
参考文献、雑誌名、出版社、分野など
文献や資料のあらゆる構成要素が対象となる。
計量化は膨大な書誌から膨大なデータを作成するため、
手計算では規模に限界があった。
近年、書誌の構成要素がデータベース化され、
大量のデータをコンピュータで扱えるようになり、
急速に普及した分野である。」
というものです。
このつぶやきでも時々取り上げる
インパクトファクターもBibliometrics指標を
使ったジャーナルの評価方法なのですね。
確かに〜なるほど!
少し古いのですが、このあたりを解説している文献をご紹介します。
こうした内容について、今回取り上げた論文では
イントロダクションで紹介しています。
で、「Bibliometrics(計量書誌学)」の意義は、
論文のトレンドを把握し、
将来的な研究の方向性を解析するのに有用だ
と述べられています。
本文の結果から主にTableなどから面白い内容を
順番にピックアップします。
Tbale 1
引用回数の多い論文ベスト100
のうちトップ10を掲載しました。
(ラインコミュニティ限定でアップしました)
1位はやはりピッカード先生ですね。
初めて大腸CT検査の大規模精度検証(内視鏡検査との比較)
を行ったNew England Journal of Medicineに掲載された文献です。
大規模精度検証ではじめて、ポジティブな結果を出しました。
引用回数が多い文献ですので、
必然的に比較的古い文献が並びます。
第3位は米国のナショナルスタディACRIN6664ですね。
マサチューセッツ総合病院のザリス先生らが
まとめた大腸CT検査の結果カテゴリ分類C-RADSは
第8位にランクインしていますね。
第4位のコットン先生の論文と
第5位のロッキー先生の論文は
ともに2000年代前半に実施された
大腸CT検査精度検証のネガティブな結果の報告です。
第1位のピッカード先生のポジティブな研究結果と対比され、
いったいどちらが正しいんだと論争になりました。
その真意を確かめたのが第3位のACRIN6664論文なんですね。
結果、大腸CT検査の精度は十分に高いという結論になったわけです。
続きは、また次回にしますね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28972802
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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自分は格安スマホを使用しています。
Yモバイルですが、UQモバイルもいいですね!
同僚の先生が【UQモバイル】に切り替えたそうです。
UQモバイルやYモバイルはいわゆるほかの格安スマホと
違って、自社回線なので通信速度が速いのが特徴です。
同僚の先生はauからの切り替えでしたが、
ぜんぜん変わらないと感動していましたよ!
キャッシュバックキャンペーンも行っているみたいですね!
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2TPE3E+1OQ8HE+2CPQ+1BQJAB
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PRここまで★★
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【83名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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ウィキ先生によると
「書籍の文献や雑誌の記事に対する書誌を構成する
要素を計量的に研究する学問である。」
なるほど・・・。
さらに、「計量の対象となる主な要素は、
著者、著者所属機関、国、タイトル、抄録、内容、
参考文献、雑誌名、出版社、分野など
文献や資料のあらゆる構成要素が対象となる。
計量化は膨大な書誌から膨大なデータを作成するため、
手計算では規模に限界があった。
近年、書誌の構成要素がデータベース化され、
大量のデータをコンピュータで扱えるようになり、
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というものです。
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確かに〜なるほど!
少し古いのですが、このあたりを解説している文献をご紹介します。
こうした内容について、今回取り上げた論文では
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で、「Bibliometrics(計量書誌学)」の意義は、
論文のトレンドを把握し、
将来的な研究の方向性を解析するのに有用だ
と述べられています。
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第5位のロッキー先生の論文は
ともに2000年代前半に実施された
大腸CT検査精度検証のネガティブな結果の報告です。
第1位のピッカード先生のポジティブな研究結果と対比され、
いったいどちらが正しいんだと論争になりました。
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続きは、また次回にしますね。
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ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
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2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
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何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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