2021年09月30日
大腸CTアカデミア 大腸憩室疾患は、医療費の観点からは5番目に重要な消化器疾患!!
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大腸CT検査技師認定制度が根付いてまいりした!!
類似の認定制度が発足したそうです。
混合しないようご留意ください。
日本消化器がん検診学会の大腸CT検査技師認定制度は
・60年以上の歴史がある学会で実施しており継続性が高いです。
・5年以上かけて十分に議論・審議されてきた制度です。
・施設認定制度があります。
・制度を運営している大腸CT検査技師認定委員会は診療放射線技師と医師の双方が参加してます。
日本消化器がん検診学会の認定をご検討ください。
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PubMedから、今日のつぶやき − 1059 −
Isohata N, et al. Recent trends in the prevalence and distribution of colonic diverticula in Japan evaluated using computed tomography colonography. World J Gastroenterol 2021; 27: 4441-4452.
それでは、論文
「日本人の大腸憩室の保有率と分布に関する近年の傾向:大腸CT検査による解析」
のご紹介です。
【考察】
大腸憩室の保有率および大腸区分の分布に関し、地理的および人種的な差異が報告されている。
欧米先進国では憩室の保有率が高く、40代で5%、80代で約半数が保有しており、憩室に起因する推定死亡率は年間10万人あたり2.5%である。
大腸憩室疾患は、医療費の観点からは5番目に重要な消化器疾患である。
また、憩室の保有率は、加齢とともに増加することが報告されている
(感想)
憩室炎による腹痛・発熱のため、来院される患者さんは確かに多いですね。
高齢者が多いことから、絶飲食の入院となることも少なくありません。
消化器疾患というとどうしても腫瘍性病変に目が向いてしまいますが、医療費の観点から、憩室疾患は重要な位置を占めますね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34366615/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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