2018年10月18日
鉄騎二段‾͟͟͞(((ꎤ๑‾᷅༬‾᷄๑)̂−̳͟͞͞o
先日の稽古で、久しぶりに鉄騎二段の稽古をしました。
気が早い話なのですが、昇段審査に合格したら、これまで稽古してきた型以外に、以下の型で鍛錬を積んでいきたいと思っています。
・鉄騎二段(ナイファンチ二段)
・二十四歩
・半月(セーサン )
そこで気になっているのが、この鉄騎の立ち方。
色々と調べたり、指導されたり、小耳に挟んだりというものを大雑把にまとめると、
・鉄騎(ナイファンチ)は鍛錬のための型
・半月(セーサン )は鍛錬で得た力の伝え方(技)を習得する型(鍛錬も兼ねる)
という見解が多いように感じており、かつお自身も「鉄騎(ナイファンチ)は鍛錬型」という認識が確立しつつあります。
首里手系の重要な型と言われる鉄騎(ナイファンチ)ですが、流派によって立ち方が色々とあります。
大きくは「騎馬立ち」「ナイファンチ立ち」と呼ばれるものに大別されそうですが、「四股立ちではない」という共通項から考えられるのは「つま先は(大きくは)外を向かない」と言えそうです。
ナイファンチ立ちは「外八字立ちから踵を外に張り出した形」と表現されます。
騎馬立ちは「足の小指側のラインがまっすぐ前を向くように」と指導されます。
形の上では、腰の高さと股関節を含めた体幹の力の入れ方に違いがありそうですが、足の位置関係はほぼ同じと考えて良さそうです。
横山和正先生の『空手の原理原則』には、「型の動作を東洋医学で言うところの肝と腎を用いて行い、体軸を活用した発力法を習得する」とあります。
かつおなりに解釈すると、腰から下を安定させた状態で、体幹筋を用いて力を発する鍛錬という表現に落ち着きました。
昔から不思議だったのです。何でこんな力を入れにくい体制で動くのだろうか、と。
今にして思えば、敢えて肩周りや腕の力を使いにくい形を用いることによって、体幹の内部からの発力を自然に学ばせるための「手段」だったのだろうかとぼんやりですが感じています。
山城先生が、こうした鍛錬型や誘いの技術を含んだ型をミステリアスに称して「オーパーツ」と表現されていた(正確には西冬彦監督が)のが、何だかしっくりきた稽古でした。
分解も盛り込んだ動画となっていますが、小生の個人的見解としては、ちょっと無理があるような気がしてしまいます。型の動きや形そのものが技になっているとは考えにくいというのが率直な感想です。
鉄騎二段は、初段よりも力の作用点が体幹から遠い位置にある印象です。
山城先生の言葉を借りれば、「身体に近い位置から徐々に遠い場所においても力を伝えられるよう訓練していく」ためのステップアップなんでしょうかね?
あくまで、初段からのシームレスな応用として稽古できるよう、あれこれと考えながら取り組んでいこうと思います。
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